今日は教室に出勤する前に、厚木市文化会館に行きました。昨日たまたま見ていたFacebook上で、大学時代の同期だったトロンボーン科の知人が指導している中学校の吹奏楽部がコンクールに出場するという書き込みがあって、ちょうど厚木で午前中とのことだったので聴きに行くことにしたのです。
私もかつて中学時代に吹奏楽部に所属していて、吹奏楽コンクールにも出場したことがあります。
私がいた吹奏楽部は、単純に当時として人口が多かったことと、私が入学する前まで指導しておられたベテランの先生の御尽力とで、かなりのマンモス部でした。ですから、そこから吹奏楽コンクールの当時の区分けとて第一部門に出場出来る人数は、ある程度限られていました。当然一年生は出られませんでしたが、その分は少人数枠の第四部門に出場することになっていました。
今回、久しぶりに吹奏楽コンクールの会場に足を運びましたが、やはり少子化の影響なのか、かつての第四部門のような人数の学校がかなり見受けられました。いや、もしかしたらもっと大きな編成の部もあるのでしょうが、メインであるはずのクラリネットが各パート一人ずつという学校もあって、驚かされました。
さて、知人の指導する中学校の演目は、バルトークの名曲《ルーマニア民族舞踊組曲》でした。これは元々はピアノ曲ですが、後に弦楽合奏や管弦楽に編曲されて東欧独特の粘りと土臭さの表現がより増して親しまれるようになりました。
今回のエディションは知人自身の編曲とのことで、少ない人数でどれだけの厚みを表現してくれるのかを楽しみにしていました。個人的に弦楽器のないこの曲を聴くのは初めてでしたが、一曲目の踏み込みの重い鎧踊りから始まって、若干の揺らぎ感のある棒踊りから徐々に盛り上がって熱狂していく様を、中学生ならではの熱量と勢いとをもって精一杯表現してくれました。30名程の小編成にも関わらずあれだけの厚みを表現出来たのは、偏にこの子達の音色と特性を理解した編曲の為せる技かと思います。
私も久しぶりに吹奏楽コンクールのピリッとした空気の中に身を置いて、面映ゆくも懐かしい雰囲気に浸ることが出来た一日でした。
私もかつて中学時代に吹奏楽部に所属していて、吹奏楽コンクールにも出場したことがあります。
私がいた吹奏楽部は、単純に当時として人口が多かったことと、私が入学する前まで指導しておられたベテランの先生の御尽力とで、かなりのマンモス部でした。ですから、そこから吹奏楽コンクールの当時の区分けとて第一部門に出場出来る人数は、ある程度限られていました。当然一年生は出られませんでしたが、その分は少人数枠の第四部門に出場することになっていました。
今回、久しぶりに吹奏楽コンクールの会場に足を運びましたが、やはり少子化の影響なのか、かつての第四部門のような人数の学校がかなり見受けられました。いや、もしかしたらもっと大きな編成の部もあるのでしょうが、メインであるはずのクラリネットが各パート一人ずつという学校もあって、驚かされました。
さて、知人の指導する中学校の演目は、バルトークの名曲《ルーマニア民族舞踊組曲》でした。これは元々はピアノ曲ですが、後に弦楽合奏や管弦楽に編曲されて東欧独特の粘りと土臭さの表現がより増して親しまれるようになりました。
今回のエディションは知人自身の編曲とのことで、少ない人数でどれだけの厚みを表現してくれるのかを楽しみにしていました。個人的に弦楽器のないこの曲を聴くのは初めてでしたが、一曲目の踏み込みの重い鎧踊りから始まって、若干の揺らぎ感のある棒踊りから徐々に盛り上がって熱狂していく様を、中学生ならではの熱量と勢いとをもって精一杯表現してくれました。30名程の小編成にも関わらずあれだけの厚みを表現出来たのは、偏にこの子達の音色と特性を理解した編曲の為せる技かと思います。
私も久しぶりに吹奏楽コンクールのピリッとした空気の中に身を置いて、面映ゆくも懐かしい雰囲気に浸ることが出来た一日でした。