今日は12月23日、今上陛下85歳の御生誕日です。
1989年に先帝が崩御された後に即位されてから今日に至るまで、今上陛下は日本国憲法で定められた『日本国の象徴』としての責務を美智子皇后陛下と共に歩んでおいでになりました。その間に雲仙普賢岳の噴火、阪神淡路大震災、東日本大震災といった災害に見舞われ、両陛下はその都度被災地に足を運ばれ、祈りを捧げてこられました。その御姿に、どれほどの国民が胸打たれたことか。
国民の苦しみを我が事とし、一心に祈りを捧げてこられた陛下。自ら戦禍を目の当たりにされ、皇太子時代に火炎瓶闘争に巻き込まれながらも皇后陛下と共に沖縄に11回も訪問され、戦火に倒れた人々への鎮魂の祈りを欠かさなかった陛下。そんな方だからこそ
「平成が戦争のない時代として終ろうとしていることに、心から安堵しています。」
というお言葉が発せられたのかも知れません。
残念ながらこの日本には『天皇不要論』を公言して憚らない輩が少なからず存在してしまっています。しかし、長きにわたる天皇陛下の歩みを万感の思いで語られるこの映像を見ても、彼等はまだそんな不遜な物言いをするつもりでしょうか。
来年の四月末日で平成時代が終わります。新しい時代がどんなものであるか、それを切り開いていくのは我々国民ひとりひとりの手にかかっています。少なくとも譲位後も両陛下が心穏やかに、お健やかに過ごされますことを祈念して止みません。
そんなわけで、今宵は今上陛下の最後にして感動的なお誕生日会見の模様をノーカットで御覧下さい。
天皇陛下85歳 平成最後の誕生日会見=宮内庁提供映像(2018年12月23日)
1989年に先帝が崩御された後に即位されてから今日に至るまで、今上陛下は日本国憲法で定められた『日本国の象徴』としての責務を美智子皇后陛下と共に歩んでおいでになりました。その間に雲仙普賢岳の噴火、阪神淡路大震災、東日本大震災といった災害に見舞われ、両陛下はその都度被災地に足を運ばれ、祈りを捧げてこられました。その御姿に、どれほどの国民が胸打たれたことか。
国民の苦しみを我が事とし、一心に祈りを捧げてこられた陛下。自ら戦禍を目の当たりにされ、皇太子時代に火炎瓶闘争に巻き込まれながらも皇后陛下と共に沖縄に11回も訪問され、戦火に倒れた人々への鎮魂の祈りを欠かさなかった陛下。そんな方だからこそ
「平成が戦争のない時代として終ろうとしていることに、心から安堵しています。」
というお言葉が発せられたのかも知れません。
残念ながらこの日本には『天皇不要論』を公言して憚らない輩が少なからず存在してしまっています。しかし、長きにわたる天皇陛下の歩みを万感の思いで語られるこの映像を見ても、彼等はまだそんな不遜な物言いをするつもりでしょうか。
来年の四月末日で平成時代が終わります。新しい時代がどんなものであるか、それを切り開いていくのは我々国民ひとりひとりの手にかかっています。少なくとも譲位後も両陛下が心穏やかに、お健やかに過ごされますことを祈念して止みません。
そんなわけで、今宵は今上陛下の最後にして感動的なお誕生日会見の模様をノーカットで御覧下さい。
天皇陛下85歳 平成最後の誕生日会見=宮内庁提供映像(2018年12月23日)