今日も寒い一日となりました。皆様、風邪などお召しではないでしょうか。
私は今日は、ひたすらデスクワークに勤しんでいました。
ここ数年、サポートプレイしている愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんに、誕生日プレゼントとして一年に一曲プレゼントしていました。ですが、昨年のプレゼントは諸般の事情により『お預け』にしていたのです。しかし、今年になってみらいあいこさんのニューアルバムのレコーディングの話が持ち上がり、出来ればそこに入れたいので楽譜があるなら欲しい…という話を先日の相模原での初ライブの帰りに言われたので、急遽メロディ譜を作ることになったわけです。
曲は既に完成していましたので問題無かったのですが、私の悪い傾向で歌詞がなかなか定まりませんでした。いや、実はちゃんと歌詞は出来てはいたのですが、読み返しているうちに
『もっといい表現方法があるのではないか、もっと美しい日本語に出来るのではないか、この歌詞と次の歌詞が韻を踏む方法は無いだろうか』
という考えが頭をもたげてきて
『あれか…これか…』
と家でもバスでも電車でもラッキョウを剥き続けるような推敲を毎度毎度繰り返してしまうので、なかなか決定稿に辿り着かないのです。この点に関しては、ホイホイと歌詞を紡いでしまうみらいあいこさんの能力を尊敬しております。
今回も御他聞に漏れずあれやこれやと言葉を捏ねくり回して書き留めては消し…書き留めては消し…を繰り返していて、決定版と思える歌詞が出来たのは、何と昨晩のことだったのであります。
そして、ようやく捻り出した詞を音符と共に書きつけ、どうにか目に見える形となりました。
歌詞のコンセプトとしては小坂明子の《あなた》と太田裕美の《木綿のハンカチーフ》を足してジャスミンティーでふやかしたような感じで、遠く離れてしまった想い人を待ち続ける女性が主人公です。タイトルはちょっと(*´艸`*)となりそうですが
《I love you》
です(*ノェノ)キャー。
以下、散々悩みまくった歌詞全文です。
一番星 空に明かりを灯す
私も一人 部屋に明かりを灯す
ジャスミンティー飲んで見上げた空は
哀しいくらい冷たく冴え渡っている…
どれだけ経っても私は貴方を待つの
貴方が夢を語った小さな家で
逢いたい…逢いたい…
今夜は月が綺麗ね…
あの頃は毎日来てたメールも
この頃はたまにしか来なくなった
楽しげに仲間と写る貴方は
少しづつ知らない人になるようで…
それでもいいから私は貴方を待つの
貴方が口づけをくれた小さな家で
逢いたい…逢いたい…
今夜は月が綺麗ね…
どれだけ経っても私は貴方を待つの
貴方も見上げてるはずね同じ夜空を
逢いたい…逢いたい…
今夜も月が綺麗ね…
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、実は歌詞の中には『I love you』という言葉は一回も出てきません。その代わり『月が綺麗ね』という言葉をつかっています。これは明治の文豪夏目漱石が『I love you』を『我、君を愛す』と直訳した門弟に対して
「日本人としての風情が無いな。『月が綺麗ですね』とでも訳してみたまえ。」
と言った(実際にはそうした事実は無かったようですが)という逸話を基にしてみたものです。
それよりも今回大事にしたことは
『みらいあいこさんが演奏できるギターコードの範疇での作曲』
ということです。
今まで私がプレゼントした曲は、私がギターが不得手なこともあってどれもピアノで作曲したものなので、彼女がギターで演奏するにはちょっと難しいコードが入ってしまいがちでした。そうすると、彼女に私の曲を歌ってもらうには、私が必ず伴奏出来る状況に限られてしまうのです。
折角プレゼントした作品ですから独り立ちしてもらいたい…ということで、今回は使用するコードを極力明解なものに絞り込むことを念頭に置きました。その結果、多少分数コードも入りましたが割りと演奏しやすいであろうGコードの作品が出来上がったのです。ただ、実際にはカポタストを着けて移調して演奏してもらいます。
今回は今までよりも音域を広げて作曲したので、どのくらい彼女が歌いこなせるかどうか分かりません。ただ、いずれにしても明日ライブで合う予定でいるので、先ずは本人に目を通してもらって練習してもらおうと思っています。
さて、どうなりますやら…。
私は今日は、ひたすらデスクワークに勤しんでいました。
ここ数年、サポートプレイしている愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんに、誕生日プレゼントとして一年に一曲プレゼントしていました。ですが、昨年のプレゼントは諸般の事情により『お預け』にしていたのです。しかし、今年になってみらいあいこさんのニューアルバムのレコーディングの話が持ち上がり、出来ればそこに入れたいので楽譜があるなら欲しい…という話を先日の相模原での初ライブの帰りに言われたので、急遽メロディ譜を作ることになったわけです。
曲は既に完成していましたので問題無かったのですが、私の悪い傾向で歌詞がなかなか定まりませんでした。いや、実はちゃんと歌詞は出来てはいたのですが、読み返しているうちに
『もっといい表現方法があるのではないか、もっと美しい日本語に出来るのではないか、この歌詞と次の歌詞が韻を踏む方法は無いだろうか』
という考えが頭をもたげてきて
『あれか…これか…』
と家でもバスでも電車でもラッキョウを剥き続けるような推敲を毎度毎度繰り返してしまうので、なかなか決定稿に辿り着かないのです。この点に関しては、ホイホイと歌詞を紡いでしまうみらいあいこさんの能力を尊敬しております。
今回も御他聞に漏れずあれやこれやと言葉を捏ねくり回して書き留めては消し…書き留めては消し…を繰り返していて、決定版と思える歌詞が出来たのは、何と昨晩のことだったのであります。
そして、ようやく捻り出した詞を音符と共に書きつけ、どうにか目に見える形となりました。
歌詞のコンセプトとしては小坂明子の《あなた》と太田裕美の《木綿のハンカチーフ》を足してジャスミンティーでふやかしたような感じで、遠く離れてしまった想い人を待ち続ける女性が主人公です。タイトルはちょっと(*´艸`*)となりそうですが
《I love you》
です(*ノェノ)キャー。
以下、散々悩みまくった歌詞全文です。
一番星 空に明かりを灯す
私も一人 部屋に明かりを灯す
ジャスミンティー飲んで見上げた空は
哀しいくらい冷たく冴え渡っている…
どれだけ経っても私は貴方を待つの
貴方が夢を語った小さな家で
逢いたい…逢いたい…
今夜は月が綺麗ね…
あの頃は毎日来てたメールも
この頃はたまにしか来なくなった
楽しげに仲間と写る貴方は
少しづつ知らない人になるようで…
それでもいいから私は貴方を待つの
貴方が口づけをくれた小さな家で
逢いたい…逢いたい…
今夜は月が綺麗ね…
どれだけ経っても私は貴方を待つの
貴方も見上げてるはずね同じ夜空を
逢いたい…逢いたい…
今夜も月が綺麗ね…
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、実は歌詞の中には『I love you』という言葉は一回も出てきません。その代わり『月が綺麗ね』という言葉をつかっています。これは明治の文豪夏目漱石が『I love you』を『我、君を愛す』と直訳した門弟に対して
「日本人としての風情が無いな。『月が綺麗ですね』とでも訳してみたまえ。」
と言った(実際にはそうした事実は無かったようですが)という逸話を基にしてみたものです。
それよりも今回大事にしたことは
『みらいあいこさんが演奏できるギターコードの範疇での作曲』
ということです。
今まで私がプレゼントした曲は、私がギターが不得手なこともあってどれもピアノで作曲したものなので、彼女がギターで演奏するにはちょっと難しいコードが入ってしまいがちでした。そうすると、彼女に私の曲を歌ってもらうには、私が必ず伴奏出来る状況に限られてしまうのです。
折角プレゼントした作品ですから独り立ちしてもらいたい…ということで、今回は使用するコードを極力明解なものに絞り込むことを念頭に置きました。その結果、多少分数コードも入りましたが割りと演奏しやすいであろうGコードの作品が出来上がったのです。ただ、実際にはカポタストを着けて移調して演奏してもらいます。
今回は今までよりも音域を広げて作曲したので、どのくらい彼女が歌いこなせるかどうか分かりません。ただ、いずれにしても明日ライブで合う予定でいるので、先ずは本人に目を通してもらって練習してもらおうと思っています。
さて、どうなりますやら…。