共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

再びのソプラノリコーダー

2020年12月18日 18時25分50秒 | 音楽
今朝、小学校に出勤しようと思って準備していたら、何と朝も早よから小田急線で人身事故が発生していました。隣の海老名駅だと相鉄線やJR相模線で迂回することができるのですが、本厚木駅はそういった乗り換えの術が無いので運転再開を待つしかなく、プラットホームが人で溢れそうになっていました。

それでも、ようやく来た臨時急行に乗り込んでギュウギュウ詰めになりながらどうにかこうにか小田原まで出勤することができました。ただ、出鼻を挫かれたこともあって普段以上に疲れてしまいました…。

ところで、支援級の子どもたちは自分のクラスだけでなく、音楽や体育といった一部の教科では、一般級の子どもたちと混ざる『交流』という授業もあります。特に高学年の子どもたちの音楽の授業では、ソプラノリコーダーを使うことも出てきました。

始めの頃は指使いの覚束ない支援級の子どもの横でエアで教えていたのですが、やはり実物がないと分からないようなので



我が家で放ったらかしにしていたマイソプラノリコーダーをひっぱり出して使うことにしました。やはり実物があると理解度が違うようで、少しずつではありますが指使いも覚えてくれているようです。

私もよもや数十年ぶりにソプラノリコーダーを吹くことになろうとは、去年の今頃には思いもしませんでした。どうせもう使わないから…などと無闇やたらと断捨離せずにおいて、本当によかったと思います。

このソプラノリコーダーはプラスチックではなくメープル材で出来ているもので、プラスチック製のものと比べると柔らかな音色がします。子どもたちの使っているものとの見た目の違いもあって注目度もなかなかですが、特段気にせずに使っています。

リコーダーの指使いというものは慣れてしまえばそれほど難しいものではないのですが、それでも理解度がゆっくりな支援級の子どもたちにとっては難解なようです。それでも、彼らが少しでも演奏することができるように、時間をかけてサポートしていこうと思っております。

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