今日、関東地方に春一番が吹きました。気象庁によると『春一番』というものの定義は
●立春から春分までの間に
●日本海側に発生した強力な低気圧に向けて
●南の海上から吹き込んでくる強くて暖かな南風
という3つの条件下で発生するものなのだそうです。
日本海側に強力な低気圧が発生するということは、いわゆる西高東低の冬型の気圧配置が崩れて春の訪れが近づいてきていることを意味します。2月4日に春一番が吹いたのは観測史上最速とのことですが、これもまた地球温暖化のひとつの表れなのでしょうか。
そんな暖かな気温に誘われた…わけではないでしょうが、たまプラーザのイトーヨーカドーの店頭には
早くも雛あられの売り場が登場していました。商業ベースとはいえ、バレンタインデーもすっ飛ばして雛祭りとは随分と気の早いことだと思わざるを得ません。
緊急事態宣言発令の期間が延長になったからか、街にも人にも活気が感じられなくなってきているような気がしています。しかし、そんなことを考えてしまうと気の緩みが頭をもたげてきて、つい不要不急の外出をしてしまいそうにもなるようです。
やっと新規罹患者数が下がってきている昨今、春の陽気に浮かれて徒に集ったり騒いだりすることの無いよう気をつけたいものです。