共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

味気ないと思うのですが…

2023年10月05日 18時00分30秒 | 日記
今日は、勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室の日でした。今日も『生まれて100年《ゆうやけこやけ》』の絵を子どもたちに描いてもらいましたが、それぞれに思い思いの絵が完成していて、なかなか興味深いものでした。

ところで、こちらの放課後子ども教室では帰り際に『今日は何の日』というコーナーがあって、その日に因んだ記念日などを紹介しているのですが、今日10月5日は『時刻表記念日』なのだそうです。これは1894年(明治27年)のこの日、手塚猛昌(てづか たけまさ、1853~1932)という人物が、恩師の福沢諭吉(1835〜1901)の勧めにより庚寅新誌社(こういんしんししゃ)から日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』を出版したことに由来します。



上の写真は創刊号の表紙です。これは明治政府が鉄道技術を導入したイギリスの時刻表を参考にして発行したものであり、発車時刻や運賃はもちろんのこと、沿線の案内や紀行文なども掲載されていたそうです。

時刻表といえば、



何をおいてもJR時刻表が思い浮かびます。私は子どもの頃からこの時刻表を見るのが好きで



いろいろなページを眺めながらいろいろな乗り継ぎを想像してニヤニヤしている、何とも気持ち悪い子でした(汗)。

ただ、最近は時刻表もスマホで検索できてしまうので、時刻表の本の発行部数はどんどんと減っているようです。かつては



小田急電鉄でも発行していたポケット時刻表も廃止になってしまい、寂しい限りです。

勿論、便利に検索できることは素晴らしいことですし、咄嗟の乗り換えなどには大いに重宝するものです。その上で、自分の指でページをペラペラとめくるアナログの時刻表の存在も無くなってほしくないものです。

さて、明日は小田原市内の小学校の前期日程終了式です。給食もなしに午前中で学校が終わるので、ちょっとだけゆっくりしようと思います。


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