今日も爽やかな初夏の陽気に恵まれました。なので、最近の運動不足解消を兼ねて、ちょっと長めの散歩に出かけることにしました。
家からどんどん離れて、厚木市内でかつて住んでいた辺りまで足を伸ばしました。中津川の川べりを歩いていると、遥か向こうに大山が聳え立っているのが見えました。
延々と連なる山肌は蒼碧に輝き、実に美しいものです。川沿いの小径を歩いていると川のせせらぎに混じって雲雀の鳴き声が響くのが聞こえ、自然と心が和みます。
『山のあなたの空遠く、幸住むと人の言ふ』
とは、ヘルマン・ヘッセの詩『山のあなた』の書き出しですが、こうして新緑に萌える丹沢山地を見ていると、本当に山のあなた(彼方)に何か素敵な世界がひろがっているのではないかと思えてくるのです。外出自粛が要請されている中ではありますが、ウィルス対策を講じた上で、たまにはこうして自然を満喫してみるのも良いのではないかと思います。
リフレッシュして帰宅し手を洗っていたら、鏡に写った自分の顔が目に入ったのですが、それを見て
『あれ?焼けた?!』
何と、遮るものの無い川原をそぞろ歩いていたら顔が日焼けしてしまっていたのです!そう言えば5月の紫外線量というのはなかなかのものだということを、すっかり失念していたのです。
幸いなことには、外を歩いている最中はマスクを着用していなかったので、まさかの顔上下ツートンカラーのマスク焼けにはならずに済みました。ただ、油断するとまた日焼けしてしまうと思うので、これからは日焼け対策にも留意しようと思います。
暦の上ではもう夏です。皆様、夏の紫外線には十分にお気をつけ下さいませ。