今日は比較的暖かな陽気に恵まれました。多少運動場がぬかるんでいたものの、子どもたちは元気いっぱい駆け回っていました。
小学校の勤務を終えて小田原駅に着くと、何だか改札口の辺りが騒がしいのです。何かと思っていると、
この画面からちょっと外れたところで駅員と老人が口論している真っ最中でした。その内容を聞いていると、どうやらマスクの着用について言い争っているようでした。
もうお察しかと思いますが、マスクを着用していない老人を注意した駅員に対する逆ギレでした。どうやら電車内でマスクを着用せずに携帯電話て通話していたのを、他の乗客が車掌か駅員に通報したようです。
どういうわけだか、こういうイザコザを起こすのは決まっていい歳をした老人のようです。何をやらかしたのか分かりませんが、努めて冷静に対応している駅員に対して、ハゲ散らかした頭のテッペンまで真っ赤にした老人がマスクを着けずに怒鳴り散らしていました。
『あ〜あ、ありゃ駅員さんに相当飛沫が飛んでるぞぉ…。』
と思って見ている間に、警察官が数人ワラワラと登場しました。そして、その姿を見て急激に口数が少なくなったものの未だ怒りの冷めやらぬ老人を何処かへ連行していってしまったので、その後の顛末は分からず仕舞いでした。
それにしても、どうして『マスクを着用する』というだけのことをできない大人が一定数いるのでしょうか?連日ニュースでもネットでも、自衛策として室内換気と共に外出時や会合時のマスクの着用が推奨されているというのに…。
特に男性はある程度年齢を重ねると意固地で頑固になりやすい要素を持っていますが、天下の往来で頭のテッペンから湯気を噴き出しながら怒鳴り散らかしている我が身を客観的に見て恥ずかしくならないのでしょうか?ああいった人は、いつ何処で羞恥心を落としてきてしまったのでしょう…。
自分がマスクを着用しなかったことで、新型コロナウィルスに罹患してしまうのは勝手です。ただ、それを他人のせいにしたり、ましてや他人にふり撒いて歩くのは言語道断です。
口酸っぱく言われていることですが、新型コロナウィルスは徹底した自衛策を講じれば感染を防げる疾病です。その一環として、外出時のマスクの着用は重要です。
緊急事態宣言を受けて、東京都内での一日辺りの感染者数が千人を下回るようになりました。ただ、それでも未だに900有余名の新規罹患者が出ていることには違いありません。
これ以上ウィルスを蔓延させないためにも、一人一人ができる対策をきちんと講じて過ごすようにしたいものです。