四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

男子(親爺)料理:春ニラと青柳の中華風パスタ

2012-04-18 | 男子(親爺)料理

春、畑のニラが、いつの間にやら芽吹いていました。
柔らかい新芽を20cmばかり伸ばしています。

ニラは、ビタミンA、B群、C、Eなどの栄養が豊富に含まれていて、
昔から、疲労回復、滋養強壮の効果がある食材として重宝されてきました。

仏教ではニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョウ、アサツキを総称して五葷(ごくん)と言い、
食べることがさけられてきたそうです。仏門では「葷酒山門に入るを許さず」とか・・。

ニラ独特の香りは「硫化アリル」という栄養成分で、ビタミンB1の吸収を高める効能があり、
ビタミンB群を多く含む豚肉やレバーと相性がよく、中華料理に代表される肉ニラ炒め等は、
食べ合わせとしても、理にかなっているわけです。


一方、春先は、貝類もまた旬をむかえるものが多く、アオヤギ(バカガイ)もその一つです。
最近、潮干狩りに行けなくなりましたが、子供の頃は、アサリと一緒に良く獲っていました。
この季節は、スーパーでも、千葉産のアオヤギの剥き身が、比較的安価に手に入ります。


健全な親爺となった昨今、夜遅くの食事は、中華料理よりも、
パスタを使ったシンプルなイタリアンか和風のお茶漬けあたりが、断然に多くなっています。

今回は、春ニラとアオヤギを使った中華風パスタを作ってみました。


【材料】 (  4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

   
・パスタ・・・・・・・  350g(今回は、ディ・チェコのフェデリーニ)
・春ニラ ・・・・・・・ 1束 
・青柳(剥き身)・・・・200g

・ゴマ油 ・・・・・・・大さじ1
・中華スープの素・・・・小さじ2
・醤油   ・・・・・・大さじ2

・塩・コショウ・・・・・・適宜   
  
【作り方】 ( 調理時間、約  10 分 )
   
1)ニラは、2cmの長さに切っておきます。

2)2Lの沸騰したお湯に塩大さじ2杯を溶かした鍋でパスタを茹でます。
  今回は、フェデリーニを固め(アルデンテの一歩手前くらいの硬さに)5分茹でます。
                      

   ご存知のように、パスタには、太さが何種類かあり、太さによって使い分けをすると
   より美味しくパスタ料理が楽しめます。

    1.カッペりーニ :直径0.9mm :冷製パスタ向き
    2.フェデリーニ :直径1.4mm :シンプルなオイル系
    3.スパゲティーニ:直径1.6mm :オイル系、トマトソース系、和風、オールマイティに使われる
    4.スパゲティ  :直径1.9mm :ミートソース等濃厚なソースとの相性が良い
    5.リングイネ  :断面の中心に小さな空洞のある楕円形の太麺
    6.フェットチーネ:幅の広い平麺
  
 
3)フライパンにゴマ油を中火で熱して、青柳、ニラを入れて軽く炒め、茹で上がった
  パスタを入れ醤油、中華スープの素を加えて混ぜ合わせます。
 
4)塩コショウで味を調えたら、お皿に盛りつけ出来上がり♪です。

※ 余談ですが、今回から、カテゴリーの「男子料理」を「男子(親爺)料理」と改定させていただきました。
  ブログをみてくれる私の友人より、「男子料理」=「MOCO'Sキッチン」のような、イケメン青年男子、
  若さとおしゃれなイメージと、本ブログ著者とのギャップに、強い違和感を覚えるとのご指摘を頂き(笑)、
  そのご指摘を素直に受け入れまして、酒飲み親爺のシンプル料理には、()書きを追加しました。
  今後も引き続き、宜しくお願いします。(^^!!

コメント
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