先日、宮崎の友人から届いた子持ち鮎の塩焼き、早速つくってみました。
【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕
・鮎 ・・・・・・・・・・・4~8尾
・天然荒塩 ・・・・・・・・・・・小皿1/2(約50g)
今回は、贅沢にお一人様、一皿2尾で作ってみました!
【作り方】 ( 調理時間、約 20分 )
1)鮎は包丁の先で尾から頭に向かい軽くこそぎ、ぬめりとうろこを取り、
水洗いして水気を拭き取ります。
2)焼く前に串を打ちます。(うねり串 or 踊り串)
鮎の頭を手前に見て、左側を腹にし、平串を口から差し入れ、
エラ蓋から少し串先を出し、串を出した部分から縫うように串を入れます。
表になる側に串が出ないように中骨を通して、
最後は尾の手前に串を出します。このやり方が「うねり串」です。
また、エラ蓋から少し串先を出し、串を出した部分から縫うように串を入れ、
反対側に一旦串を出し、魚体を強く大きく曲げながら縫いこむ様に串を戻し
尾の下側に出しす方法を「踊り串」と呼んでいます。
3)串を打ったら、化粧塩をします。
塩は、少しこだわって天然塩(荒塩)を使いました。
小皿に塩を取り、濡れた親指と人差し指で塩をつまみ、それで
魚の頭、背びれ、胸鰭、尻尾をつまみ直すと簡単につき、
焦げ付きが防止できます。
4)オーブンを10~15分予熱しておきます。
予熱前に、食酢を適当にティッシュかペーパーに含ませて、
グリルの網を軽くふいておくと、魚の皮がくっつきにくくなります。
5) 鮎を並べ、火加減を最小にします!
10~15分、ゆっくりと弱火で焼きます。
焼きあがったら、熱いうちに串を抜きましょう。冷えると串がくっ付いて
抜きにくくなります。
6)皿に盛り付けて完成です。
本来ですと、棒ショウガを沿え、タデ酢で頂くところですが、
今回は、茗荷の甘酢漬けとカボスのカットを添えてみました。
※ 初夏の若鮎は、よく食べるのですが、晩秋の落ち鮎、子持ち鮎が
これほど美味しいとは、正直驚きました!(^ ^/
とても養殖とは思えないこの美味さ、養殖技術の進歩もさることながら、
宮崎の抜群の自然環境と清流で育まれた鮎ならではでしょう!
流石「児玉養魚場」! 本当に感謝です(^ ^/