東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

国土安穏寺

2015-03-06 | 風景
 国土安穏寺は寛永元年(1624)
 家光により現寺号「天下長久山国土安穏寺」を賜り、
 徳川家祈願所位牌安置所となりました。
 葵紋の使用を許され三代将軍家光のお手植えの松もあります。




              

              山門の金剛力士像(吽形)。周りを金網で囲まれているため
              この構図に限り金網の写り込みを軽減できる。




              

              同じく金剛力士(阿形)。こちらは頑張っても金網の写り込みは防げなかった、
              両像ともかなりの迫力なので名のある仏師の作と私は思っているが、、、。




 

 山門の天井には五本指の龍の絵が。
 
 1297年に中国(当時は「元」)が、5本指の龍は天子の象徴として、
 他の国がこれを使用するのを禁じたそうです。
 で、朝鮮と琉球は4本指を使っても良いことになった。
 日本(本土)で描かれている龍はほとんどが三本指の龍みたいですね。




              

              山門の扉には燦然と輝く三つ葉葵が。




 

 本堂の屋根は瓦にまで葵の御紋が並んでいる。




              

              本堂横には「三代将軍・家光公の御手植えの松」、
              本物ではなくこちらも三代目とかと聞いた。




              

              これは徳川と関係ないけど「ことじ灯籠(徽軫灯籠)なんてのもある。
              金沢の兼六園にあるのが有名だけど全国的にも珍しい形の灯篭だ。




 

 改修されたばかりの本堂、天水桶?にも葵の御紋が見える。
 
 道路からの入口は塞がれ山門も通り抜けは出来ない。
 普通に山門から参拝できればこの寺の豪華さは倍加されるだろう。



 今日の写真は過去の写真を含んでいます、
 本堂の右にちらと見えるモミジはとてもきれいで
 毎秋には必ず撮りに行きます。
 さて、明日は境内の満開の梅に戯れるメジロくんなどを、、、。
 
 
 
コメント (2)
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