「やせガエル 負けるな一茶 是にあり」
で有名な一茶ゆかりの寺「炎天寺」、
どうしようもなく暑くなると訪れたくなる
耳をつんざくばかりの蝉の声を聞きながら夏を実感します。
「蝉鳴くや六月村の炎天寺」、六月村の炎天寺は健在です。
天嘉4(1056)年、奥州鎮定に赴いた源頼義・義家父子が必勝祈願の成就を感謝して、
幡(旗)勝(正)山成就院炎天寺としたと伝わります。源氏ゆかりの寺です。
小さなお寺です、境内というほどのものはなく
通路が全てみたいだけどその脇にはやっぱり小さな池が。
これが炎天寺のすべてかな
カエルによるカエルのためのカエルの寺。
傍らには一茶翁の満足げな姿が。
江戸時代の俳人小林一茶は、江戸に住んでいた時に当寺をたびたび訪れており、
この寺で小林一茶はいくつかの名句を残している。
「やせ蛙負けるな一茶是にあり」
「蝉鳴くや六月村の炎天寺」。
こんな小さな池だけど周りをカエルがずらっと取り囲んでいる。
このカエルさん一杯やってるのかな。
徳利持参のカエルさんにイボガエルさんかな難しそうな顔。
草むらにはこんなおっきいカエルさんも。
見たときびっくりしちゃった、足元に隠れているんだもの。
そして本堂前には「福蛙」、これ背中にちっちゃいのを乗せている。
そして並んで弘法大師も、
西新井大師も近いので弘法大師も足を延ばしたのかもしれないね。
地続きに境界もなしに八幡神社が並んでいる、
寺と神社が並んでいるのって珍しいね。
ついでと言っちゃナンだけどそっちも覗いてみようかな。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 7月 24日 足立区・炎天寺