残暑厳しい今日このごろだけど
そろそろ秋の気配が忍び寄っています。
百花園でもそこここに秋の花が咲いてきた
いつまで続くこの残暑、早く秋になぁ~れ。
キツネノカミソリ(狐の剃刀)、ヒガンバナ科ヒガンバナ属。
晩夏の8月頃に開花、翌年の春に葉っぱが伸びてくる。
葉の形が剃刀に似ていることから、
山の中で「狐」が使う「剃刀」、との連想でこの名前になった。
タマアジサイ(玉紫陽花)、バッサリと剪定されたので
今年は無理かと思ったが少しだけだけど咲いてきた。
ナンバンギセル(南蛮煙管)が咲いてきたけど
これも年々少なくなってきれいな花は見られないかも。
葉緑体をもたないため自活できず、ススキなどの根に寄生する。
花の形が、南蛮人(昔のポルトガル人やスペイン人)の用いた
パイプ(キセル)の形に似ているところからこの名になった。
タカサゴユリ(高砂百合)も見られるようになった、
横から見るとずいぶん細長い花だよね、ちゃんと開くとちょっと短くなるのかな。
ハナトラノオ(花虎の尾)も咲き始めた、
残暑厳しい中でのアヘアへ顔みたいに見えるのが面白い。
オイランソウの赤い花、白い花はたくさん咲いたけど
赤い花はあまり咲かなかった、その最後の花となるのかな。
シュウメイギクのつぼみが大きくなっていた、
かつての百花園ではきれいな花がたくさん見られたが
最近はめっきり減ってどうかすると見られない年も。
ことしはこうしてつぼみが見られたので
きれいな花が見られることに期待しよう。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 8月 10日 向島百花園