大手不動産会社が造成した横浜のある町に住んでいる方(かた)と情報交換をしました。
(注)私が住んでいる町を造成した大手不動産会社とは別の大手不動産会社。
この町は大手不動産会社が用意した建築協定の期限が切れたが、建築協定運営委員会の組織化ができず、現在無協定状態だそうです。
業者に狙われやすいということで有志をつのって委員会の組織化を進めているとのお話しでした。
分譲の時には町の住環境にうるさかった大手不動産会社は今は建築協定に消極的だそうです。
分譲の時には町の住環境良好を宣伝材料にするのでしょう。
売れてしまったら、「あとは野となれ山となれ」なのでしょう。
この町は幸い250㎡以下の宅地からなっているようで二分割問題は起こっていないそうです。
ところが二世帯住宅の建設とか二区画あわせて三分割するお話しがでているそうです。
そして現在具体的に起こっている問題は二世帯住宅の建設だそうです。
親子が住む二世帯住宅ではなく、完全に壁で別れた二軒からなる集合住宅です。
横浜市や業者に抜けている発想は、安全で美しい町という考えです。
儲け本位の業者が二世帯住宅建設に走るのはまだわかりますが、横浜市が業者の後押しをするのはまことに不可解です。
安全で美しい町より、まだ住宅の数にこだわった行政をやっているのでしょう。
一度住宅密集化が始まったらその動きを止めることは容易ではないことに横浜市は全然気付いていません。
その横浜市が、防災、防災と言って、住人の防災意識を高めることに注力しているのですから矛盾しています。
横浜市も中央政府と同様縦割り行政をやっているようです。