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人口が減り、老人の割合が増えると予測されています。
とすると当然のことながら道路を走る車の量は減ります。
道路の建設は今後の需要をしっかりと予測して行うことが必要です。
全国に道路網を設け地方に産業を分散する考えは近年は思うようになりません。
今後はますますそうなりません。
遠い距離は車でつなげばいいと思いましたが、燃料と時間の無駄使いは大問題です。
燃料は高くなるし、労働人口は減るからです。
地方はまだ道路がほしいと叫んでいますが、道路をつくれば産業が興る訳ではありません。
市場から収益を生み出す産業計画が先で、道路は、必要ならば建設すればいいと思います。
従来は政治が土建政治でしたから土建産業が肥大化しました。
しかし中央政府も地方政府も借金漬けですからどんどん土建政治は縮小します。
限られた税金は市場から収益を生み出す産業と人々の生活改善に重点化せざるをえません。
恐らく土建分野でも労働力は減ると思います。
長い目で見れば労働力減少に応じて土建産業が縮小することは必然であり、別に不健全なことではないと思います。
これまでの土建は政府の要請に応じてがむしゃらに仕事をしてきた面があります。
これからは環境や美にも配慮した洗練された土建に転換するといいと思います。