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末端では魚は高いと思うのに、漁業者は、燃料高で収益性がないと苦しみ、休漁するなどして政府に助けを求めています。
しかし燃料価格が下がるかどうかわかりません。
漁業者は自分で魚の価格分析を行い、どこに技術・システム的問題があるか検討し、燃料価格を下げる方法以外の問題解決方法を見つけた方がいいのではないでしょうか。
何となく既存の技術・システムを肯定し、燃料が上がったから漁業は駄目になったという言い方は安易だと思います。
現在世界的資源・エネルギー高を受けて価格体系が変化しつつあります。
価格体系が落ち着くまでに10年単位の年月がかかると思います。
漁業に限らず苦しくなる産業が続出すると思います。
末端価格も含めて価格体系が落ち着くまですべての産業で経営者は事業改善に取り組む必要があります。
よく考えて見るとこれまで一番かねの使い方に甘かったのは政府でした。
それだけに現在の価格体系の変化から来る経済縮小に最も苦しむのは政府です。
政府に助けを求めてもかねは出て来ないと思います。
反対に助けてくれと言って政府は増税を強く求めてくると思います。