横浜市は、小中学校を利用して地域防災拠点を設けています。
その運営を担っているのが町内会です。
しかし被災者の情報収集(安否確認)、町で被災して動けない人の救出救命、拠点に来た人の生活、負傷者の医療などをどうするか真剣に考えている町内会は少ないのではないでしょうか。
ある町内会長は人々は拠点に来るなとまで言っています。
横浜市の拠点支援機能が作動せず、来ても拠点には何もないからだそうです。
つまり拠点機能は作動しないと言っています。
そして生き残りは個人や家庭で考えよと言っています。
確かに個人防災、家庭防災は防災の基本ですが、町内会長が町内会がやるべき仕事を放棄し、近所の助け合い、町の防災を軽視することは無責任です。
横浜市の拠点支援機能がすぐに作動しなくても町にとって拠点は非常に重要です。
つまり、いざという時は、町内会役員、防災ボランティア、一般住民が協力して拠点を立ち上げ、運営すべきです。
したがって拠点の防災訓練は町の人々がみんな協力して行うべきです。
町の防災力は町の人々の総合力です。