ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

永続性のない金融緩和に便乗するより、永続的な事業計画が大事

2013年04月16日 | Weblog
何となく大半の人々が生活できていますので日本には大問題がないかのような錯覚に陥ります。

しかし東京電力福島第一原発事故による放射能漏洩・汚染はいまだに続いており、生活・生産への悪影響が深刻です。
放射能障害はこれから大問題になります。
放射能汚染だけでなく、都市化、自然災害などによる生活・生産環境の悪化も進んでいます。
自然災害で破壊されやすい都市は危険都市です。

海外生産との競争が厳しく国内生産は減る方向です。
ドルを100円ぐらいにした程度では昔のような経済成長、貿易黒字の時代は戻りません。

隣国との関係が悪化し、東アジアに戦争が起こる雰囲気があります。
防衛力強化が必要とされていますから、明らかに外交は不調です。
防衛費が増え、生活・生産に回す税金は減りますから、生活・生産の未来は暗いと思います。

安倍晋三内閣や日銀が現在やっている異常な金融緩和(異次元金融緩和)は政府や金融機関などが実質破綻状態であることを暗示しています。

それなのに人々は、この金融緩和で日本は経済成長すると思い、内閣や日銀を高く評価しています。
現実あるいは問題認識が乏しいのではないでしょうか。
経済重視、景気重視の心が未来を見る目を曇らせていると思います。

内閣や日銀が金融緩和策で失敗した後のことを考えておくべきです。
今売れ出したものは将来は売れないでしょう。
金融緩和で景気がよくなって売れ出すものは金融緩和が終わればまた売れなくなります。
生産投資は無駄になり、在庫は積み上がるでしょう。

多くの人が景気に浮ついている間にも、人々が永続的に買ってくれるものは何かと考え、そのようなものの生産技術や製品の品質を改善することが今やるべきことと思います。
景気に乗った製品と比較すると収益性が少ないと思いますが、金融緩和が終わった後でも生産が持続します。

内閣も日銀も人々も浮ついています。
危険です。
異常な金融緩和が永続することなどありえません。
まもなく人々は自分の状態の悪化に気付き、政府も日銀も、信用を失い、過度な金融緩和をやめます。
人々は永続性を考えなければなりません。