ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場

2014年08月05日 | Weblog
安倍晋三内閣によれば東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場を宮城、栃木、群馬、千葉、茨城の5県に建設するのだそうですが、これでは放射性物質を多県に分散することになり、放射性物質の拡散を防ぐことがむずかしくなるのではないでしょうか。
安全管理コストも不必要に上がると思います。
まず福島県に集めて再び5県に分散するというのですから不合理です。
福島県だけに負担させるのは不憫だから周辺5県にも負担してもらうという情緒的発想だと思いますが、放射性物質管理の技術的むずかしさを安倍内閣は理解していないのではないでしょうか。

放射性物質は分散しない、拡散させないというのが鉄則と思います。
世界最高技術で管理しても拡散する恐れが大きいのが放射性物質です。
5県が世界最高技術で放射性物質を永遠に管理するということはよりむずかしいことだと思います。
まず福島県に集めるというのですから、そこで国が世界最高技術をもって永遠に安全管理するというのが最善と思います。

村井嘉浩宮城県知事は最終処分場建設の詳細調査を受け入れる方針を表明したそうですが、かつて県が原発を受け入れたと同様、放射性物質の本質を知らないまま、政治的か、金銭的か、情緒的か、安全については国が何とかしてくれるという甘い判断で物事を進めていると思います。
宮城県では候補地の一つになっている加美町の町長は反対を表明したそうです。
同じく候補地になっている栗原市、大和町は容認だそうです。
加美町の町長の判断が正しいと思います。

放射性物質の管理を甘く考えると永遠に放射能の危険に苦悩します。