ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

社会悪は因習あるいは慣習に潜んでいる

2014年08月17日 | Weblog
今問題になっているイスラム国では、不満、怒り、憎しみの感情が支配的です。
このようなイスラム国は発展しないと思います。
この反乱を警察や軍が抑え込んでいるだけでは反乱はやみません。
やはり社会悪を取り除くことが大事です。
イスラム世界では因習あるいは慣習に社会悪が潜んでいると思います。

イスラム教は世界三大宗教の一つですが、聖戦が問題です。
殺人あるいは戦争で社会悪を取り除こうと思っても今度は自分が社会悪の原因になります。
聖戦という名のもとに殺人あるいは戦争が行われている限り、イスラム世界には平安がないと思います。

イスラム教でも殺人や戦争は否定される方向です。
何が聖戦か神にしかわからないことと思い、人間は聖戦を遠慮するといいいと思います。

人が生きる目的は生きることです。
自分はもちろん生きなければなりませんが、他人も生きなければならないことを知るべきです。

人間界にも作用反作用の法則が作動しています。
殺す者は殺されます。
戦争する者は戦争されます。
悪循環が永遠に続きます。
殺人や戦争を罪とし、放棄して初めて悪循環を断ち、社会が平安になります。

ところで現在の日本の風潮は悪循環に戻る方向だと思います。
憲法を変更して戦争放棄条項を変えようというのですから世界の最先端から後退です。
戦争放棄という人類の崇高な目的を見失うとは悲しいことです。
日本が平和である理由は、人の命を重視し、殺人や戦争を罪として法律で禁止し、その法律を実施する司法を持っているからです
この仕組みを世界に応用しようとするのが常識ですが、その反対の行動をとろうとしています。
社会悪が復活しつつあるからではないでしょうか。
放射性物質の危険を無視し、原子力を推進する一派、兵器産業拡大をもくろむ一派、自衛隊を軍にしたいと暗躍する一派など人々の幸福を抑圧する勢力が支配的になりつつあります。