ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

収益は重要だが、安全を軽視すると失敗しやすい

2015年08月18日 | Weblog
中国のティエンチン(天津)の倉庫大爆発は東京電力福島第一原発事故と同質です。
会社は収益のため安全を軽視し、安全管理当局も問題を知りながら危険を放置しました。
消防は会社の危険情報を知らされておらず、災害を予測できていませんでした。
防災訓練はできていませんでした。

国も会社も収益を重視し、安全を軽視すると失敗することは知っていると思いますが、人間の弱さと思いますが、事故の恐れは小さいとか、何とかなるとか、手抜き、不法がばれる確率は小さいとか、赤字になると大変とか、どうしても安全より収益を重視するものです。

大半は何んとかなっているのでしょうが、すべて無事ということはありません。
現実は、小事故は無数、ときどき大事故が起こるということだと思います。

原子力規制委員会は、東京電力福島第一原発の事故を受け、原発安全基準を上げましたが、政府が原発稼働の方針を持っていますので、規制を厳しくすることができず、危険がいっぱい残されている状態です。
最大規模の地震、火山の噴火、敵のミサイル攻撃に耐える原発はありません。
どうしても発生するトリチウム(放射性水素)を除去する技術がなく、海や大気に放出しています。
大規模放射能漏洩事故が起こったとき、被曝を避け、安全に避難する方法はありません。
(注)避難計画があっても、被曝を避けることはできません。
原発を稼働すればするほど放射性廃棄物が増えます。
この処理処分方法がありません。

大失敗を予感しながら原発を稼働しているのが政府であり、電力会社です。
自民党・公明党が政治を担当しているかぎり原発廃止になりません。
自民党・公明党は、原発資本の収益を重視し、安全を軽視しています。
(注)危険を予測せず、大事故が起こると、その事故を受けてちょっと安全基準を上げるだけ。

現状では原発廃止を決めることができるのは人々だけです。
人々が次の総選挙で原発反対の政党・政治家に投票しないかぎり、日本は放射能汚染国になり、私達も子孫も永遠に放射線障害に苦します。