GB部に入部して一年未満の人が二人いますが、作戦がわかりません。上手な人が指示しないと、打撃に時間がかかる、アウトボールにされやすいところに撃ってしまうなどの失敗をします。
少しGBがわかるようになっても、打撃を指示され、どうしてそうするのか理解できないと、撃つ気にならず、考え込んでやはり打撃に時間をくってしまう人がいます。
10年やっても20年やっても作戦がわからない人がいます。誰かに指示されて撃つことに慣れてしまい、自分で作戦を考えない人は、指示待ち人間になってしまいます。打撃上手になりますが、GBの楽しみ方としては半分です。
自分の成功失敗をよく考える人、上手な人の指示の意味をよく考える人は作戦上手になると思います。
GBはボールが10個もあり、誰かが打撃するたびにボールの位置が変わり、そこから次の作戦を考えなければなりません。たくさんの試合(含練習試合)を経験し、失敗、成功の経験を繰り返し、望ましい打撃を知り、成功を増やし、失敗を減らすことができるようになります。
私はもうじき10年になりますが、何とか10個のボールを考えることができるようになりました。打者の打撃の傾向も考えることができるようになりました。しかし、まだまだよく見落とすことがあって、しまったと思うことがよくあります。
今までにいろいろなスポーツをやりましたが、GBは一番はまりました。世界性があるスポーツと思います。5人対5人のチームプレーであることも社会性があって素晴らしいと思います。
しかし日本はGBを老人スポーツとしてしまったため、老人の高齢化と共にGB人口が減り、5人チームを維持できなくてチームが消滅する悲劇がおこっています。最近10年で私が住む区ではチームが25、15と減り、今は10以下になってしまいました。区GB連合は意識的に学校スポーツ、職場スポーツ、町スポーツにする工夫努力をすべきです。老人スポーツというイメージを消す工夫努力が必要です。
私が所属するGB部は老人会下部組織です。多額の補助金をもらっています。しかし、老人会を意識しないようにして部員勧誘を続けています。運動系に見える人は若い人にも声がけしています。残念ながらまだ勧誘に成功していません。