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自由主義社会ではもの・サービスの価格は人々の価値観で決まります。
日本には数多くの音響効果がすぐれたコンサートホールがありますが利用率が低いそうです。
ヨーロッパ文化にあこがれ、人々は、自分の国・町にもコンサートホールをつくりたいと思ってつくるのですが実際は演奏会にお金を使いません。
日本より文化が進んでいると思って人々はアメリカ・ヨーロッパの文化に目を奪われてきたのですが、近年、まねたことがどうしても人々に合わないことが目だってきました。
このことは人々の中に日本文化が生きている証拠だと思います。
人々は主体性を見失っていたのだと思います。
近世、世界が小さくなり日本に外国文化がとうとうと流れ込んできました。
しかし外国文化が外国文化のままではやはり日本に定着しません。
現代は外国文化を人々が消化して日本化する工夫努力が求められています。
都市に仕事があり、地方に仕事がない、それでは都市に行くと幸福な人生が送れるか、というと、もみくちゃにされて、生きているという実感を失っている人が多いと思います。
人々は、地方の仕事をもっと評価し、地方の仕事の対価を上げる工夫努力をすべきです。
まねることができる外国はないかと探すことはいいことですが、それだけではいけません。
自分の思考力を信じるべきです。
外国は外国、日本は日本、都市は都市、地方は地方と考えて自由に工夫努力することで地方を発展させることができると思います。
学び、そして考え、理想を捨てず、自分なりの価値観を持つことが大切と思います。
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