★ 暑い夜に酒を飲んでほろ酔い気分。最高。
★ 日本推理作家協会編「ミステリー傑作選33 犯行現場にもう一度」(講談社文庫)から連城三紀彦さんの「夜の二乗」を読んだ。
★ ある男の妻が殺された。絞殺だった。第一発見者の夫が疑われたが、彼はアリバイを主張する。妻が殺された時刻、愛人と一緒にいたと。ところがその愛人も殺されていた。男の妻が殺された時刻と同じころに。男は証言を翻し、愛人殺害のアリバイとして自分が妻を殺したと言い出した。
★ 同時刻に二つの殺人。男はどうやってこれを実現したのか。
★ ずいぶんと込み入った事件で、読者もアリバイや動機に翻弄される。いいかげんイライラしたところで真相が明かされる。結果だけ見ればトリックでも何でもないが、そこが作家のトリックだ。
★ 1990年代の推理小説はなかなか良い作品がそろっている。
★ 日本推理作家協会編「ミステリー傑作選33 犯行現場にもう一度」(講談社文庫)から連城三紀彦さんの「夜の二乗」を読んだ。
★ ある男の妻が殺された。絞殺だった。第一発見者の夫が疑われたが、彼はアリバイを主張する。妻が殺された時刻、愛人と一緒にいたと。ところがその愛人も殺されていた。男の妻が殺された時刻と同じころに。男は証言を翻し、愛人殺害のアリバイとして自分が妻を殺したと言い出した。
★ 同時刻に二つの殺人。男はどうやってこれを実現したのか。
★ ずいぶんと込み入った事件で、読者もアリバイや動機に翻弄される。いいかげんイライラしたところで真相が明かされる。結果だけ見ればトリックでも何でもないが、そこが作家のトリックだ。
★ 1990年代の推理小説はなかなか良い作品がそろっている。