じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ヒノカミ」

2019-10-03 15:41:15 | Weblog
☆ アニメ「鬼滅の刃」シーズン1、第19話「ヒノカミ」に感動した。

☆ クモの化身のような鬼と戦う竈門炭治郎。相手は力の差が歴然。鋼の剣でも切れない糸がついに炭治郎を切り刻もうとしていた。「もはやこれまで」という瞬間、竈門家に代々伝わるヒノカミ神楽を思い出す。そして、妹の彌豆子も力を合わせて・・・という話。

☆ 今回の話には黄髪の我妻善逸やイノシシに育てられた嘴平伊之助(短気なところは、映画「七人の侍」で三船敏郎さんが演じた菊千代のようだ)のエピソードも盛り込まれていて、贅沢に仕上がっている。

☆ 最後のエンディングへのもって生き方も泣かせる。
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原発利権の闇

2019-10-03 09:41:20 | Weblog
☆ 関電疑獄。新聞にズラッと並んだ「金品受領の内訳」。会社内の力関係を象徴するかのようだ。それにしても、1億円以上の贈答とは、社会慣行を超えている。関西電力の幹部は自らが被害者であるかのような口ぶりだが、果たしてどうか。話の主人公である助役が鬼籍の人なので、死人に口なしということか。

☆ 「お礼」「お祝い」というのは社会的な慣行だが、通常は数千円から数万円程度。それ以上は、出したくても出せないし、もらった方も困ると推測できる。「返報性の原理」というらしいが、なにかもらったら負い目を感じる。

☆ 今回の特異な点は原子力利権が絡んでいることだ。原子力に関わる多額の利権が、ぐるぐるっと回っているのだろう。これに政府の資金(つまり税金)や消費者の負担(つまり電気料金)が絡んでいるとしたら、私企業間のお付き合いでは済まされない。

☆ それにしても、関電側の説明によると元助役は特異な人であったらしい。アメとムチ、ヤクザの親分を思わせる。よく言えば人の扱い術に優れていたということだが、もともとは一介の公務員、それがここまで実力者となったのには清濁併せて修羅場を潜ってきた結果だろう。それに原発利権。原発利権が「オニ」を育ててしまったのかも知れない。

☆ 被害者を装う関西電力だが、その隠蔽体質はひどいものだ。世論の反発があって、ここまで公表したがまだまだ闇が深そうだ。そもそも、国税庁だったか役所からの指摘がなければ、明らかにならなかった案件だ。臭いものには蓋ってところか。企業体質がうかがえる。

☆ さて、この問題は関西電力だけの特殊なケースだろうか。今後の進展を見守りたい。
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「時効警察」

2019-10-02 15:17:08 | Weblog
☆ 録画しておいた「時効警察スペシャル」を観た。12年ぶりの再開ということだけれど、「ええ、もうそんなに(時間が)たったのか」って感じ。

☆ キャストもほぼ12年前と同じ。同じキャストをそろえるのは大変だったろうな。オダギリジョーさんと麻生久美子さんを中心に、岩松了さん、ふせえりさん、江口のりこさんがいい味を出している。私は又来さん(ふせえりさん)の役どころが好きだ。

☆ 12年も時間がたてばちょっとは老けそうなものだけれど、皆さん若々しい。

☆ 京都では深夜の放映になりそうだけれど、録画して楽しみたい。
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浅田次郎「五郎治殿御始末」

2019-10-01 16:14:39 | Weblog
☆ 浅田次郎さんの「五郎治殿御始末」(新潮文庫)から表題作を読んだ。

☆ 明治維新、サムライの時代は終わりを迎えようとしていた。物語の主人公は桑名藩上士、岩井五郎治とその孫・半之助。その半之助が晩年、ひ孫に語るという構成になっている。

☆ 桑名藩は佐幕の立場をとったために朝敵となった。藩はやがて廃藩置県によって三重県となる。五郎治は維新後も藩庁に務めていたが、藩務は赴任してきた薩長の役人らが司り、彼には旧藩士を整理する仕事が与えられた。人の首を切るのはいつの時代も嫌な役目。整理した者から「長州の狗め」と罵られ、石を投げられることもあったという。

☆ 禄が打ち切られるのを機にお役御免となり、屋敷、家財も始末して、死に場所を求めての旅立ちをすることとした。最後まで気になったのが孫のこと。既に尾張(桑名藩とは敵対)の実家に帰した嫁(半之助の母)のもとへ送り届けようとするのだが・・・。

☆ そこからが本筋。

☆ 時代は流れ、西南戦争。五郎治はその戦いで戦死し、半之助に遺品を残す。将校がそれを届けに来るのだが、そこで思わず、笑いがこみあげ、それからジーンとくる。五郎治は孫に何を残したのか。そしてそれに託した五郎治の想いとは。

☆ 最後の1章には浅田さんの想いが込められているようだった。それは単に武士道への郷愁ではない。自分自身を見つめ直せということ、現代人への警鐘であるように感じた。
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インフラ値上げ

2019-10-01 10:09:50 | Weblog
☆ 消費税が10%になった。それはそれで仕方ないとはいえ、電気、ガス、水道、交通、通信などと言った生活インフラの値上げが家計に響く。

☆ 賃貸住宅の人は家賃も影響するのかな。食料品は軽減税率などとはいうが、原料費、製造費、光熱費、運送費などなどの増税分が集積され小売価格に反映されるから、結局値上がりになるのではなかろうか。

☆ 増税分の家計への影響は月3000円から5000円というが、果たしてこれでおさまるだろうか。

☆ 1日150円程度、何を切り詰めようかね。
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