じゅんむし日記

心は急いでいる。それなのに、何も思い通りの形にはなっていかない。がまんがまん。とにかく、今できることから始めよう。

ローリングストーンズ「悲しみのアンジー」歌詞にしみじみ

2014-06-08 | 音楽
わかったつもりで聴いていると、とんだ目に、というローリングストーンズの曲。

いやいや、とんだ目には合いませんけど^^;
あちゃー、こういう意味だったのー( ̄□ ̄;)と焦ることがあります…。

バラードなんかでも、曲はとてもきれいなのに、歌詞が過激だったり挑発的だったり…
はたまた直訳ではわからない、言葉の裏に隠れた意味があったり…
歴史を紐解くと見えてくる意味とかがあったり…

最近、ローリングストーンズの和訳を調べることがあり、気が付くことがありました。
訳者によってこんなにも感じ取れるものが変わってくるのかと。

たとえば、バラードの名曲「悲しみのアンジー」
どちらが作者の意図を汲んでいる訳なのかわからないのですが、
AさんよりもBさんの訳で聴いたほうが、
なんとも言えず哀愁を帯びた感じで、じわーっと心の奥底に響いてくるのです。
(Bさんは、いったいどなた?)

ほんの一部分を抜粋してあるので、意味が通りにくいかもしれませんが、ちょっと比べてみました。
赤字部分の差は大きいです!
(英語と和訳の歌詞全部は、最後にコピペしてあります)コピペ便利♪

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「悲しみのアンジー」
(Aさんの訳)
心に愛もなく
ポケットには金もない
俺たちに不満はないなんて言えないけれど

アンジー アンジー
少なくとも俺たちは 精一杯頑張ってきた

(Bさんの訳)
心に愛もなく
上着には金もなく
ボクたちに不満はないなんて言えないね

アンジー アンジー
ボクたち,頑張らなかった訳じゃないだろ

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A.
でもアンジー 今でも君を愛している
どこに行っても君の瞳を思い出す
この世に君と比較できる女なんていやしない
だから ベイビー, 涙をふくんだ

アンジー アンジー
生きているって素晴らしいと思わないか?

アンジー  アンジー
少なくとも俺たちは精一杯頑張った

B.
でもアンジー まだボクは君を愛している
どこをみても君の目が浮かぶ
君に勝てる女なんていやしない
さあ, 涙をふくんだ

アンジー アンジー
生きているっていいことじゃないか

アンジー  アンジー
ボクたち頑張らなかったなんて言わせないよね

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あー、ジーンときますね。
何か心の奥底に置き忘れた、懐かしくて装いのないピュアな感覚がよみがえってくるようです。

はるか昔の私が高校の頃、
ラジオのローリングストーンズ特集を録音して、繰り返し繰り返し聴きました。
英語の意味もわからず(今も^^;)

今もなお私の中で輝き続けるローリングストーンズです。



ブログ村 自営業の主婦

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Angie, Angie,
when will those clouds all disappear?
Angie, Angie,
where will it lead us from here?

With no loving in our souls
and no money in our coats
You can't say we're satisfied
But Angie, Angie,
you can't say we never tried

Angie, you're beautiful,
but ain't it time we said goodbye?
Angie, I still love you,
remember all those nights we cried?

All the dreams we held so close
seemed to all go up in smoke
Let me whisper in your ear:
Angie, Angie,
where will it lead us from here?

Oh, Angie, don't you weep,
all your kisses still taste sweet
I hate that sadness in your eyes
But Angie, Angie,
ain't it time we said goodbye?

With no loving in our souls
and no money in our coats
You can't say we're satisfied
But Angie, I still love you, baby
Everywhere I look I see your eyes
There ain't a woman
that comes close to you
Come on baby, dry your eyes
But Angie, Angie,
ain't it good to be alive?
Angie, Angie,
they can't say we never tried

アンジー アンジー
ボクたちはこれからどこへ行くのだろうか

心に愛もなく
上着には金もなく
ボクたちに不満はないなんて言えないね

アンジー アンジー
ボクたち,頑張らなかった訳じゃないだろ

アンジー 君はきれいだ
でもそろそろ別れた方がいいね

アンジー まだ君を愛している
ボクたちが泣いたあの夜を覚えているかい

ボクたちが夢見た夢は全部
煙みたいに高く上って行くみたいだった
君の耳元で囁かせてくれ

アンジー アンジー
ボクたちはこれからどこへ行くんだろう

アンジー 泣かないでくれるか
君のキスは今でも甘い
君の目にあるその悲しみは見たくない

でもアンジー アンジー
もうそろそろ別れるときが来たんじゃないか?

心に愛もなく
上着には金もなく
ボクたちに不満はないなんて言えないね

でもアンジー まだボクは君を愛している
どこをみても君の目が浮かぶ
君に勝てる女なんていやしない
さあ, 涙をふくんだ

アンジー アンジー
生きているっていいことじゃないか

アンジー  アンジー
ボクたち頑張らなかったなんて言わせないよね

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Char (レザンホール)コンサートに行ってきた

2014-05-20 | 音楽
5月18日、日曜日、Charのコンサート(塩尻市レザンホール)に行ってきましたヽ(^o^)丿
今回は、アコースティックギターとエレクトリックギターによる2部編成でした。

いやー、すごかったです!
カッコよかったです!!

何がすごいって…
いや、その前に、素朴に思うこと…
「何でこんなすごいギター演奏をしながら歌を歌えるのー?!」
っていうこと。
(比較しても失礼だが、ワタシだったら、歌が気になってギターを間違える。しかも簡単なやつ)

お客さんからもリクエストを受けたりするんだけど、
Charが「何でも出来るよっ」って言う通り、
ホントに何でもやっちゃう(*^。^*)

もちろん、テキトーではない、完璧な演奏です。
(アドリブはあったかも)

(ジミヘンのライブのものまねは、そっくりすぎておもしろかった)

譜面も歌詞カードもない…。
当たり前?
当たり前じゃないでしょ。

素朴に、そこからすごいって思います。
どれだけ引き出しがあるんだー(゜o゜)っていう感じ!

十数年以上ぶりくらいのCharのライブですが、
なんか、演奏の表情が豊かになったという印象も受けました。
表現ではなく、表情、です。

これは、選曲がバラエティーに富んでたせいなのか、
内容が盛りだくさんだったせいなのか、よくわからないのですが、
でも、そう感じました。

ステージと客席が近いホールだったし、
ホール全体の一体感は、素晴らしかったですね。
Charも、乗せ方上手です(^.^)

おまけに、最前列の指名された人が、
ベンチャーズのパイプラインのEm「じゃら~~ん」の時に、Charの右手をやる!!
というサービスまで!
こちらも嬉しくなります(^-^)

曲の途中で弦が切れるというハプニングもあったけど、
バックの人のギター交換→弦の張替え→チューニング→ギターを戻す
が、とても素早くてスマートで、
ハプニングさえも観せていて、ニクいばかりです。

とにかくおもしろかったですね。
「気絶するほど悩ましい」アコースティックバージョン
「WHY AREN'T YOU READY」
「Smoky」
サイコーです。

アンコールもとても長くて、第3部があったような感じさえしました。
休憩15分入れて、3時間弱ですもの。

まん万が一、
もしかして、今後、Charに会うことがあった時のために、自分を磨いておかないとね。
(…と、夢想している)あー、焦るー(~_~;)

 もらってきたポスター
日付が2月15日になっている。
2月14日甲府公演の後、例の大雪で足止めされ、そこで5泊もしたそうです。
5月18日レザンホールは、延期された分でしたー。
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ローリング・ストーズ、行ってきた

2014-03-10 | 音楽
す…
すごい。
すごーーーーーいッ!!
としか、言いようがない…。

3月4日、ローリング・ストーンズのライブに行ってきました。

オープニングの Start Me Up からアンコール最後の Satisfaction まで、ホントに素晴らしかった(ToT)カンゲキ~

東京ドーム、やはりさすがの大音量!ボーカルもギターも音がワンワンしていましたが、
ドラムの音がクリアで演奏を引き締めていました。
ドームということで、どんな音かと心配していましたよ。
音はよかったと思います。正面だったから?ステージ上の人は米粒みたいに小さかったけどね^^;

そして、年齢のこともひっかかって、どんなステージになるのやら、と思っていましたが、
全く衰えていません!これは脅威です!

ミック・ジャガーは、だだっ広いステージの端から端を猛スピードで走りぬけ、
軽いステップで、身のこなしにも切れがあり、息切れしていない…。

ステージにいたのは、”スター”というだけではない、
まさしく一流のミュージシャンでした。

昔の印象では、
危なっかしい、攻撃的、なんていうイメージもありましたが(私はね)、
今回のステージでは、紳士的で、客への敬意みたいなものさえ感じられました。
(日本語もたまに入ってカワイかったし)
ライブのための入念な準備を重ね、すべてが計算しつくされ、完成された芸術のようでした。
圧倒されました。
桁違いです。

全曲すごかったですが、ライブ後半からの盛り上がりはハンパじゃなかったですよ。

Miss You サックスのアレンジめちゃくちゃかっこよかったし、
Gimme Shelter バックコーラスの女性がミック・ジャガーとステージ中央まで出てきて、共に歌いだしました。ものすごい声量、パワーでした。(有名な方らしいですけど)
Sympathy For The Devil このアレンジも好きだなぁ。

ミック・ジャガーの歌の凄さだけでなく、ライブアレンジがとても素晴らしいです。
ただ間延びしただけというのものは一つもなく、どれも素晴らしかったです!

この年代のローリング・ストーンズを観れたことに感謝します。

1990年来日のときは、手落ちがあってチケットを手にすることが出来ませんでした…
今回これがローリング・ストーンズ最後の日本公演と思って、思い切って行ってみて本当によかったです。
このパワー!
これは絶対、数年後また来てくれるに違いありません!
その日を待って、また日々頑張ることにします(^^♪

あー、よかった。

 野球で言うバックネット裏の1階席22列

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ローリング・ストーンズ来日

2014-01-05 | 音楽
えっと…(..)
ライブチケットの先行抽選ってのを、初めてインターネットでしてみましたが…

当たりましたよ(・・?

これは、とってもとっても運がよかったのでしょうか。
それとも、応募数が席数とそんなに変わらなかった…??

3月のローリング・ストーンズですけど。

初めてですもん。
本当に私は応募していいのか、
家を空けて東京へ泊っていいのか、
自問自答して、期限ギリギリに応募しました。

当選して、
チケット代払い込みも、本当にいいのか、いいの?いいの?と自問自答して、
期限ギリギリに支払いました(..)

私がどれだけファンかと言うと…?

はいはい。
私は、ただ好きなだけです。
英語もよくわからないし、歌詞カードもあまり見ないので、
要するに、サウンドが気に入っているわけです。
おもしろいんです。

どう表現していいかわからないけれど、
ボーカルも楽器の一部のような一体感、アンサンブル感!
ギターリフ、リズム。
独立感があるのに一体感があって、見事なバランスを保っているのが素晴らしいです!

まず高校生の頃、ハマりましたね。
カセットテープにストーンズの特集を録音したものを、何度も何度も聴いていました。

それから実際に買ったアルバムは数枚くらい。
テープも数本。

なので、
本物のファンと言っていいものかどうか…
「アルバムは全部聴いている!曲の解説もできる!自分こそファンだっ!」と言う人からすると、うんざりかもしれませんが、
でも、ファンということに、本物もウソもないのですよ!

好きか嫌いか、魅力を感じるか感じないか、です。(^o^)そうだ、そうだー(←自分だけで納得する)

これから、レンタルCDをたくさん聴いて、さらに気分を盛り上げようっと(^。^)

我こそ本物のファンという方、
こんな”にわかファン”みたいな者には来てほしくない、という方もおられるかもしれませんが、
私は行きますよ~!

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はちみつぱい「センチメンタル通り」

2013-07-23 | 音楽
(前回ブログの続きのようになってしまいますが)
カセットテープの整理をしていて、さまざまなテープを聴いていると、新たな発見!をすることがあります。

一時期あんなに聴いていたアルバムが、ちーっとも聴きたくなくなっていたり…
昔と同じような新鮮さで、何十年も前の曲を聴いてみたり…
そうそう、ディスクジョッキーのこの言葉にグッときたっけなぁ、と感慨深げに思ったり…
この曲、あの曲だッ!と本当に発見したり…^^;

さらに、こんなことがありました。

なんだか知らないけど、カセットテープに不明の2曲が入っている…。
でも、すごくいいなー、この曲いいなー、と思っていた曲です。

友人が別のアルバムをテープにダビングしてくれて、その余ったところに2曲を入れたんですね。
(このすごい曲を教えたかったんだろね、今にして思えば…ですが)
でも、カセットテープのラベルに何か文字が書いてあるけど、読めないんです。
ハハハ 読めない文字を友人に聞かないってのがすごいよね)

そしてそして、
昔は何て書いてあるか読めなかったのに、この間そのラベルを見つめていたら、読めたんです!!
実に30年ぶり!!

「ハチミツパイより」と書かれていました。

インターネットは便利です。
すぐ調べられちゃうもんね。
復刻版がCDになって出ていました。
買えちゃうもんね。

はちみつぱい「センチメンタル通り」

叙情的な詩とメロディー。
さりげない感じでもあるのに、どうしてか心が引き込まれていく…。
70年代のフォークとは一線を画しているような気がします。

「塀の上で」は、詞の、メロディーへの乗せ方が特徴的で、とても生きていると思います。


「ぼくの倖せ」一節を抜粋

ほんとに愛していたんだよ
生きていたんだもの
本当に
本当に
ぼくのためじゃなく
ぼくのためじゃない
ぼくのためじゃなく

最後に切々と歌う「ぼくのためじゃない ぼくのためじゃなく」というところでは、
涙が出そうになるくらい胸がキューンとします。

確かに、その詞に自分の思い入れが入ってるのだけれど、
何か他にもある…そう思って、
何で涙が出そうになるのかなぁって考えていたら、一つのことにたどり着きました。

あの青春の頃、
なんか、本当にあの頃、音楽が好きだったなぁって思って。

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