本屋さんでは、この文庫本だけレンタルCD・ビデオ店のように空ケースを作って置いてありました。
(空ケースを持ってレジに行くのです)
わかりますわかります。
だって、読み始めたら本当にやめられないんだもの^^;
夫婦愛憎のもつれ…
単純な事件と思わせて、
どんどん人間関係が複雑に絡み合っていきます。
理論的には考えられるが、現実的にはありえない…というトリックが、
含みを帯びながらなかなか明かされないなど、
どんどん読み進めたくなるストーリー展開になっています。
さすがです。
殺人の動機がちょっと理解しがたいことや、
せっかく複雑に絡んだ人間関係が、結局あまり深みを持たずに集結してしまった感がどうしても残ってしまいました。
でも、おもしろくて一気読みですよー(^^)/