4年に1度のオリンピックで、さすがに人気の「冬ソナ」も今回ばかりは、午前2時という深夜帯に追いやられてしまった。おれにとっちゃ、ユジンの方が10年に1度出会えるかどうかわからないぐらいのゲーノー人ということを想うと、残念である。
でも、そのかわりにと言わんばかりに、今週月曜日の昼から再放送をやっていたが、思わずこれもまた観てしまった。
実は毎回、これを書くためもあって、2、3回観ているのだが、いつも思うことは、何回観ても飽きない。噛めば噛む程味が出るスルメのように、見れば見る程、深みが出る。いや、深みにハマる。もちろん、そのストーリー性ではなく、俳優の演技に、である。
ユジンの涙はなぜ、たくさんの回数でるのだろう、とか、なぜ、涙を拭かないのだろう、とか、なぜ、涙で化粧が落ちないのだろう、とか、いろいろである。
サンヒョクにしても、フツーに画面上に登場する時も、ユジンを追いかける時も、急いでいる、いないに関係なく、ゆったりと、ちょっとカッコをつけたような走り方をするのは、なぜか?とか、考えてしまう。
しかし、その同じ月曜日の夜に、いわゆる「月9」、「東京湾景」で日本のドラマに初出演したサンヒョクの演技は自然で良かった。僕は、そんなことよりも真剣に、韓国の俳優さんが日本のドラマに出演し堂々と韓国語を話し、日本語を交えて演技している姿に、少しばかり胸を打たれた。日本語の勉強、頑張ったんだろうな。
そんなヨンハ(←だから、連れか?←このネタ、久々、登場。)も「東京湾景」web上のインタビューで言っているように、このドラマの主題の一つでもある「今後の日本と韓国がどう向き合っていくか?そのあり方」について、熱く語ったセリフは、セリフ上だけの言葉だけでなく、ヨンハ自身の考えだった部分もあるだろうし、もちろん、このドラマの制作に関わった多くのスタッフ達全てからの熱いメッセージであったことを深く認識しなければならない。そして、韓国ブームの今だからこそ、日本人のひとり一人が、今後の韓国と日本の関係について、よく考えなければならないと思う。要は、これからの関係をつくるのは、今、生きている僕達であるということ。
ちょっとマジになってしまいましたが、僕はコソーリ、今回のブームをブームにしたくないのが本音です。これからも韓国とのこのような交流は盛んに続いていけば良いと思っています。
そんな中で、フジテレビが、制作するドラマで韓国についてのテーマを取り上げたことは良いことと思います。負けるなフジテレビ!(何に?)
さ、少し前置きが長くなりましたが、すでに予定より1週間遅れの更新となった今回の「『冬のソナタ』病。」。待っていた方はいなかったかもしれませんが、お待たせ致しました!の先週放映された第19話。 もうここまで来たのかぁ。
チュンサンと兄妹であることを知ってしまったユジン。コトの真相を確かめに、チュンサンに会いにいって、いきなり修羅場。ゆっくりと静かにうなずくチュンサン。崩れ落ちるようにヘタリ込むユジン。「来ないで!」あまりにも哀しい叫び。同じ言葉なら個人的に、僕も何度か言われたことがありますが…^^;
ユジンが知ってしまったら耐えられないと危惧していたことが現実の事となり、ショックを受けたのか、フラフラになり何も考えたくなくなるチュンサン。しかしそうではなく、交通事故の後遺症が出始めていた。サンヒョクの父、チヌがチュンサンの家を訪れた時、倒れて病院に担ぎ込まれてしまう。ユジンとの事が結果的に後遺症の発症を早めてしまったのか?とも思わせる。もしくは、初回から第19話までのユジンの悲しむ表情の連続に、ついにこんな事にまでなってしまったのか。
入院したチュンサンを看病するため、サンヒョクとチェリンが病室にやってくる。「おおっ(オ)・チェリン、久しぶりの出番ちゃうかぁ?」しかし、チュンサンはうわ言でユジンの名を連発。さすがにいつまでたっても病院に来ないユジンを不審に思い、サンヒョクに詰め寄る。「あなた、(何か)知ってるんでしょう?」←ビンゴ!いつものカン・ジュンサンじゃなかった、勘、冴えわたっていますな。さすが、 おおっ(オ)・チェリン!でもね、病人が寝てる横でそんな大声でしゃべってたらダメ、ダメ(←ちょっと古い。)。
ところで、今回のメインシーン。ふたりが最後に会って話して別れるまで。過去にどこかで観たような気がしますが、最後に同じ道をお互い逆の方向へ歩いて別れていくところ、どこかで観たな?と思っても、やはり哀しかった。何度となく別れを経験している僕でも^^;ユジンの顔を見ていると耐えられないものがありました。
そんなシーンの直後に本当の真実がわかるシーンが…。サンヒョク父チヌは、あまりの衝撃に卒倒してしまう。あの歳で自分の子供がもう一人いたなんてわかったら、あんな感じなのか?ショック死してしまいそうな感じだったが。と思ったら、次に出てきたら、そのことをカン・ミヒに問いただしてる。大丈夫じゃん。しかし、ピアニストのカン・ミヒ、第19話にして初めてピアノ弾いてるのを見たような気がする。
それにしても、あの2人別れる必要なかったんじゃないか!
そして、また倒れたチュンサン。事故の後遺症は深刻だった。このままだと失明し命を落とす可能性も。
さらに、ユジンとの本当の真実も聞かされます。母カン・ミヒに問いつめますが、そこには昔の母の辛かった事情が。結局、一番弱く、そして追い詰められた状況だったのはこの人だったんだな。
一方、サンヒョクはそんなことも知らずにユジン再ゲットに動き出す。ラジオ局の先輩ユ・ヨルのアドバイスで。いや、最初からそのつもりだったんでしょッ!「僕達、もう一度やり直さないか?」サンヒョクから言われるユジン。その2人の後ろ姿を見ているチュンサン。あ、あぁ、また哀しい。
かなり長くなってしまいましたが、読んでくれてありがとうございます。
最終回、もうすぐですね。
TB。--------
ma-kunの「moving_ma-kun!」、「ヨンくんが、「東京湾景」に出てた」。
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今は本当に韓国ブームですね!今夜(21日)の冬ソナ最終話もしっかり見てしまった。これで、3度目です。最近は日本ドラマを見てないのです。1回見たら満足という感じ。しかし、韓国ドラマってまた見たくなるのです。僕が思うには、日本ドラマは鑑賞する感じで、韓国ドラマは感情移入しやすいというより、してしまう感じです。日本の文化は、良くも悪くも全てにおいて、サイクルが早すぎるため、あれ?あの人どうした?みたいな・・・。当分、韓国ネタから目が話せません。
コメントありがとうございます。
日本のドラマって、消費物になっているからでしょう。
今の日本って、あらゆる場面で商業主義的な部分というのが垣間見えて、日本にも良いドラマがあったとしても、その風潮に埋もれてしまって、見てる側もわからなくなっている。
そんな中での今回の「冬ソナ」ブームは、いろいろな部分で日本人を目覚めさせるようなことがあったように思います。