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NHKが「防災の呼びかけ」のテキスト・音声データを公開。

2022年09月04日 23時00分18秒 | 社会・経済
NHKは9月1日に命を守る「防災の呼びかけ」の文言のテキストデータ、音声データを公開されました。
まず今回は「水害」に関する「防災の呼びかけ」です。
地域コミュニティー、公的機関、教育施設、事業所などに向けて、防災減災の取り組み の一助になればという狙いです。

東日本大震災から10年以上の間、当時震災の緊急報道を担当した横尾泰輔アナウンサー(大阪放送局在籍経験あり)、武田真一アウンサー(現在大阪放送局)などが中心にNHKの全国のアナウンサーの皆様が改善に改善を積み重ねてきた、まさしく努力の結晶と言えるでしょう。

東日本大震災から一年後ぐらいに、NHKの災害報道の訓練で武田アナが「逃げろ!」と叫んでいる映像を観たことがありますが、それ以降も継続して「どう伝えたら伝わるのか?」「どういう言葉を使ったら避難してくれるのか?」をいろいろ考え、試し、マニュアル化されたようです。

ページを拝見すると、文言のテキストデータや音声データがダウンロードできるようになっており、自分たちの努力の結晶を無償提供しているところにNHKの本気度を感じます。

これ、非常に地味ですが、非常に大切なことをやっていて、非常に評価できると思います。ひとりでも多くの人の命が放送によって助かることを決してあきらめていない強い意志を感じます。

民放も続いてほしい。
そう思っていたら、今年は防災の日に関連してこういうことをやっていましたね。

おそらくNHKのアナウンサーの皆様があの時に思ったことは民放のアナウンサーの皆様も同じように思っていたということでしょう。

そして、最後に書いておきたいのは、テレビ局などの報道の皆様がどのような努力をしていても、結局は僕も含め国民の皆様も普段から努力しないと水の泡です。
これを書くと「偉そうに何やねん」と言われそうですが、これがないとひとりでも多くの人の命が助かる結果につながらず意味がありません。
情報を出す側の努力に頼るのではなく、受ける側の努力も必要ということです。受け手側がどう受け取るか、どう危機感を持つか、そこの部分の意識を高めることが何よりも必要で重要だと思います。

具体的には、やはり災害への備えということでしょう。
このブログでも以前から取り上げていますが、備蓄や地域のハザードマップの確認、避難場所、避難場所への経路等、普段の平常時にできること=やっておかないといけないことがあります。それを確実にやっておくということです。
そういうことの積み重ねが命を守ることにつながります。生命力というのはこういうことも指すのだと思います。

ちなみに、東日本大震災から一年後ぐらいに、NHKの災害報道の訓練で武田アナが「逃げろ!」と叫んでいる映像を観た頃に放送された災害報道をテーマにした番組を観たことを承けて、過去に下記のようなエラソーなツイートしてます。
 
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