度胸ないよ、僕も。
藤原さんがブログを更新しておられた。
読んで、
胆力のないところを言えば、僕も「二世」だなぁ、と。
ないよりは、やはり、あったほうがいいわけで、そういう意味においては、もう少し親とか周りの人間には迷惑をかけずに済んだかもしれない。最近は、少しマシにはなったが…。
世間全体に見ても、やはり、平和な時代を反映してか、そういう胆力のない僕と同じ世代前後以降の若者は多いと思うし、親の仕事をはじめ、親の何らかを引き継いで、生きている、生活をしている人達は多いと思う。
近年、昔に比べ、ハングリーな若者が少なくなった等、言われるのも、そのあたりのことがあると思う。
しかし、その程度で済めばいいが、
さらに、考えが及んだのは、最近、生活の格差が叫ばれている中、貧困層の若者が、親の貧困さえも引き継がなければならない現実に、何ともやりきれない気分になったことだった。
如実なのは、経済格差が、そのまま、教育格差につながっていること。
最近、経済的事情で高校を退学せざるを得ない10代が多いとか。自分が競争社会に負けたのだから、その子供に教育の格差が付くのは仕方ないことだ、と思っている親が多いらしい。
それを、先日、ニュースで聞いて、言葉を失くしてしまった。