今回も動画選定に時間がかかりました。
というよりは楽曲選定に時間がかかった、と言ったほうがいいかもしれません。
というのは、今回「ガラスの明日」という楽曲と迷ったのですが、「ガラスの明日」の動画がYouTube上ひとつしかなく、その上「Music Premium」メンバー限定公開ということであきらめました。
ということで、この「私は流行、あなたは世間」の動画も動かない動画ですがご勘弁ください。申し訳ありません。
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それにしてもPSY・S(サイズ)が続きます。これで通算10曲目でしょうか。
これで再度一旦PSY・Sも終わりにしたい10曲目は「私は流行、あなたは世間」です。
そのタイトルから結構なインパクトを受けて聴いた楽曲です。
初出はPSY・Sのファーストアルバム「Different View(ディファレントビュー)」の最後の楽曲として収録されています。
僕が初めて聴いたのは、のちにリリースされたコラボレーションアルバム「PSY・S Presents "Collection"」に収録されているバージョンです。
こちらのバージョンも現在YouTubeにアップされているものはなく、この2つのバージョンの違いを今すぐ正確に比較することができないのですが、とりあえずインストルメンタルで溝口肇さんのチェロが入っていることだけはネット上を調べると出てくる情報です。
以前の記事でも書いていますが僕は基本的にはインストルメンタルの楽曲をよく聴く傾向にあるので、この楽曲もじっくりと聴いていると推測でき、なので「思い出す音楽」となっているのでしょう。
これも高校時代にレンタルCD屋さんから借りてきたものをカセットテープに落として聴いていました。
その当時もこのタイトル「私は流行、あなたは世間」から、どこか自分たちの音楽活動を醒めた視線で冷静にとらえているような気がしていましたが、今回この記事を書くにあたって歌詞を知り、さらにそうなのではないか?との思いを強くしました。
最終的に、PSY・Sは1996年に解散し、のちにそのことを「終焉」と表現しているそうですが、この楽曲を収録したファーストアルバムをリリースした時点からすでに自分たちは消えていくことを冷静にとらえていたように思います。
その後、松浦雅也さんはゲーム制作会社「七音社」を設立。チャカさんこと安則まみさんはジャズシンガーとして活躍しておられます。もともとジャズの世界の人でしたから「戻った」とも言えます。
個人的には、このブログでのPSY・Sのことを書いた時の反応からみても、未だファンは多く再評価されてもおかしくないと思っていて、一時的なものでも「再結成」があってもいいんじゃないか?とも思ってしまいますが、どうなんでしょう?
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