公式の動画ではございませんので観れなくなる可能性があります。
しかしながら、今回この動画にしたのは美空ひばりさんがお亡くなりになる前年のいわば魂のこもった歌声での平和への想いを感じていただきたいと思ったからです。
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明後日、敗戦記念日・終戦記念日を迎えます。
それに伴い今日は美空ひばりさんの「一本の鉛筆」を取り上げます。
リリースは、1974年10月。シングルでのリリースでした。
1974年に開催された「第1回広島平和音楽祭」に出演するにあたって制作された曲です。B面の「八月五日の夜だった」とともに広島の原爆について描かれた作品であり、ともに作曲:佐藤勝さん、作詞:松山善三さんです。
今回の動画について、YouTubeでいろいろなこの曲の動画を観た(聴いた)のですが、この動画がいちばん美しい歌唱に思えたのです。
そして、Wikipediaを調べたところ、下記の記述がありました。
1988年、ひばりは第15回の「(広島平和)音楽祭」に2度目の出演を果たした。当時、ひばりは大腿骨骨頭壊死と肝硬変で入退院を繰り返しており、歩くのがやっとの状態で段差を1人で上ることさえ困難な状況だった。ひばりは出番以外の時は音楽祭の楽屋に運び込んだベッドで点滴を打っていた。しかし、観客の前では笑顔を絶やさず、ステージを降りた時には「来てよかった」と語ったという[3]。翌年の1989年6月24日、ひばりは死去した。
あらためて動画を観る時、美空ひばりさんの平和への想い、それへの魂の叫びのような、もう言葉では表しにくいものが直接伝わってくるような想いでした。
美空ひばりさんと言えば昭和の名歌手であり、子供の頃の僕の記憶に鮮烈に残る有名人の一人であり、多くの美空ひばりさんの歌が記憶に残っています。
そんな中での名曲・名歌唱のひとつでしょう。
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