はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

古い町並みの残る五條新町をぶらり

2022-03-07 19:19:19 | 知らない街をぶらり
大阪から十津川村に向かうには、五條の町を経由して行くのが一般的な経路です。
以前から五條には古い町並みがあるのを知っていましたが、訪れたのは今回が初めてです。


今回訪れたのは国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている五條新町地区です。




国道から新町に一歩足を踏み入れると、そこには江戸時代にタイムスリップしたような町並みが広がっていました。




古い町並みが大好きな私には嬉しい場所です。




「餅商一ツ橋」と書かれた素敵な看板は和菓子屋さんだったようです。惜しまれながら閉店しましたが、最近チョコレートの店として復活したそうです。




漆喰で塗り込められた江戸時代の町家は統一感があります。




梅が綺麗に咲いていました。(ついさっきまで賀名生梅林にいましたが、まだ三分咲きでした。)




咲いていたのは「まちや館」のお庭で、ここは一般公開されている所でした。




中に入って五條新町の説明もしていただきました。




この曲がり具合は只者ではないと思っていましたが、なんと伊勢南街道(和歌山街道)でした。伊勢南街道は和歌山から高見峠を超えて三重県の松坂に至る道です。




路地にも入ってみました。




電信柱や電線がなければもっと良いのでしょうが、そんなことはよそ者は言えません。




これは造り酒屋の煙突でしょうか。後ろに見える山は金剛山です。




<おまけです>

五條の名物といえば柿の葉寿司です。近くに柿の葉すし本舗たなか本店があったので、お土産に買って帰りました。



もちろん美味しかったです。




※訪問日 2022.3.6