はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

開聞岳になんとか登りました

2023-06-09 19:15:15 | 山歩き
はじめから言い訳になりますが、あまりにもしんど過ぎて写真も20枚ほどしか撮れませんでした。
標高1000メートルもない山ですが、思っていた以上にしんどい山でした。

開聞岳(かいもんだけ)は、深田久弥が選んだ「日本百名山」の一つです。
円錐形の美しい姿をした山で、以前から機会があれば登ってみたいと思っていた山です。


開聞岳ふれあい公園から眺めた開聞岳です。天気は予報通りの曇りでした。頂上は、すぐそこと言う感じがしますが‥。



2合目登山口です。ここから頂上までは、ヤマップのコースタイムでは2時間45分となっていますが‥。



文句を言う気はありませんが、開聞岳の登山道はほとんど展望が無く、時々ある程度です。
最初はこんな道を登っていきます。ほぼ樹林帯の中を行く道でした。



5合目の展望所でやっと視界が開けました。錦江湾の向こうは大隅半島です。
この日は蒸し暑く、ここまでで随分と汗をかきました。昨日のお酒の分もあるようです(笑)



5合目を過ぎたあたりから、小さな溶岩がゴロゴロする道や、岩場を乗り越えるような道になってきました。(一番疲れるパターンです)
7合目付近でまた展望が拓けました。



佐多岬は見えましたが、種子島や屋久島は霞んでいました。(天気がよければ案内板のような景色が)



更に進むと、また景色が変わってきました。開聞岳は円錐形をした山腹に、らせん状に登山道がつけられています。



きれいな海岸線と右手には池田湖が見えました。こうして時々見える景色に元気をもらいました。



昨日登った霧島山とちがって、開聞岳は花が少なかったです。



頂上が近づくと、ついにハシゴまで現れました。この辺りの岩場の登りが一番しんどかったです。



そして、ついに頂上に到着しました。もうバテバテで、登山口から約4時間もかかってしまいました。
いつも私が先頭を歩いているのですが、みなさん私のスローペースに付き合ってくれました。



時々展望はありましたが、これがご褒美の頂上からの大展望です。遠くには桜島(奥の左)も見えました。



標高924mの山ですが、ほんまにしんどい山でした。こんなにバテバテになったのも久しぶりのことでした。



おにぎりを食べていたら、足が攣ってきたので、ツムラの68番をのんで下山に備えました(笑)



それにしても、登山口では曇り空だったのが、頂上ではこんな青空になっていました。



下山は1枚も写真はありません(笑)
足を攣りながらも必死に下りました。
というのも、指宿温泉の白水館に一刻も早く着きたかったのです。
そこには、ビールと温泉が待っていたからです(笑)

※登山日 2023.6.5

開聞岳には6年前にブログ仲間のtakayanさんと錫杖さんご夫婦が4人で登られました。
takayanさんは古希を迎えられた頃と思うので、今の私と同じ頃だったと思います。
takayanご夫婦はそんなに登山経験は多くないと思いますが、よく頑張られたものだと感服しました。


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よっちん)
2023-06-09 19:58:15
開聞岳は登ったことがありません。
見事な円錐形の山容には
いつも心惹かれます。

100名山かどうかに関係なく
登りたい山です。

応援ぽち
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Unknown (はりさん)
2023-06-09 20:17:36
よっちんさん
こんばんは。
私は深田久弥選定の「百名山」には
さほど興味はありません。
しかし開聞岳は興味を惹かれる山でした。
機会があれば是非登ってみてくださいね。
ただし心して行かれるように(笑)
いつもありがとうございます。
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Unknown (henkutuzizii)
2023-06-09 21:03:24
開聞岳はしんどいですよ
昔は木々の背丈が今より低く
かなりの場所で展望も、
風通しも良かったのですが
今、夏は暑すぎて登れません

下りの中盤の石ころ道に嫌気が差した事と思います
ご苦労様でした

また南九州の山に来てください
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Unknown (はりさん)
2023-06-09 21:21:49
henkutuziziiさん
こんばんは。
開聞岳は本当にしんどい山でした。
一度登ったらもう十分という山でした。
(開聞岳を愛する方には申し訳ないですが)
昔はもう少し展望もあったのですか‥。
展望が少ないのが残念に思いました。
九州の山はまだ登っていない山もあるので
機会あれば是非お邪魔したいと思います。
それまで東雲の空で楽しませいただきます。
コメントありがとうございます。
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Unknown (takayan)
2023-06-09 22:34:03
こんばんは。
はりさんが頂上まで4時間もかかったのが驚きです。
きっと体調があまり優れなかったのでしょうね。
それとこの季節は蒸し暑くて、体力が相当奪われる悪条件ですからね。
私たちが登ったのは3月の寒い季節だったので、
なんとか登れたのだと思います。
今の季節なら到底無理だったでしょうね。
本格的な登山というのは開聞岳が初めてで、最後でした(笑)
私たち夫婦は往復で7時間以上かかったと思います。
下から見る開聞岳は近江富士(三上山)のように見えましたが、
本当に険しい登山道で、眺望も少なくてひたすら歩くばかりでした。
頂上手前の梯子もよく覚えています。
今から考えればよく登ったもので、唯一自分の足で登った百名山です。
苦労して辿り着いた頂上からの景色は今でも忘れることはなく、
本当に一生物の思い出となっています。
錫杖さん夫妻のサポート無くしては到底登ることはできませんでした。
はりさんも足が攣ってきたようですが、takayanは下山途中で両足が攣って転んでしまって、
しばらく動けませんでした(笑)
また上りの途中で転倒した際に胸を強打し、帰ってからも1ヶ月近く痛みがありました(笑)
今になっても百名山の開聞岳に登れたことが本当に嬉しい思い出となっています。

この日の泊まりは指宿の白水館だったのですね。
私たちの新婚旅行は鹿児島の城山観光ホテル、
2泊目が指宿白水館で、3泊目が宮崎でした。
錫杖さんがあの旅の途中に、私たちの思い出の宿、
城山観光ホテル、白水館を巡ってくれた心遣いが嬉しかったです。

私たちのことも紹介していただきありがとうございます。
懐かしい風景を楽しませてもらいました。

今日は大神神社のササユリと長谷寺の紫陽花を見に行ってきました。
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Unknown (はりさん)
2023-06-09 23:00:39
takayanさん
こんばんは。
takayanさんや錫杖さんが一緒に登られた山なので
開聞岳は印象に残っていました。
こんなことを言えば失礼ですがtakayanさんも登った山と
たかをくくっていたように思います。
結果はtakayanさん以上に時間がかかったようですね。
季節的なこともあったかもしれませんが
開聞岳はなかなか厳しい山でした。
takayanさんも下山中に足が攣って転倒されましたか。
一つ間違えれば遭難でしたね。
私は写真もほとんど撮れませんでしたが
takayanさんのブログには登山道の様子も写されていて
そのことにも感心してしまいました。
開聞岳にはギャフンと言わされましたが
takayanさん同様にこれもいい思い出になりました。
関西では紫陽花が見頃を迎えたようですね。
筋肉痛が和らいだら撮りに行きたいと思います。
いつもありがとうございます。
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祝・登頂 ()
2023-06-10 07:14:13
お早うございます。

百名山・開聞岳登頂おめでとうございます。
登山口が標高116m、最高点が924mですから標高差は808m、その辺の北アルプスでもかなりな急登ではないでしょうか。
見た感じがやはり綺麗な三角錐ですから、ほぼ直登になるのでしょうね。
しかも樹林帯が多く、展望も最後までそれほどないと聞くと、かなり厳しい登山になることは必至ですね。
それで湿度が高く、温度もそこそこ高いときたら、かなり厳しそうな感じがします。
私も以上のことを頭にしっかりinputして、韓国岳とセットで考えたいと思います。
大変参考になりました。有難うございました。
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Unknown (はりさん)
2023-06-10 08:26:49
信さん
おはようございます。
なんとか開聞岳に登ることができました。
こんなにバテたのも久しぶりでした。
おっしゃるようになかなかの急登でした。
おまけにほぼ樹林帯を行くコースなので
展望がきかないのが辛かったです。
特に5合目から先の登山道が急変するので
一定のリズムで歩けないのも辛かったです。
まあ信さんなら大丈夫だと思います。
韓国岳はミヤマキリシマの頃がいいですね。
いつもありがとうございます。
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Unknown (錫杖)
2023-06-10 09:51:32
おめでとうございます。
錦江湾の番人岳 開門岳登山お疲れ様でした。巻道トラバース登山道がけっこうボディブローなんですよね タカヤンさんご夫妻と登った時は山頂は樹氷だったので暑さによる消耗が無い分 体が楽だったんだと思います。池田湖を眼下にして桜島錦江湾そして枕崎に向かってまっすぐな浜が絵になりますね

 この日は砂蒸し風呂とビーㇽが美味しかったことでしょう
全国の名山旅のきっかけを創出された深田久弥さんにも感謝ですね
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Unknown (はりさん)
2023-06-10 10:13:38
錫杖さん
おはようございます。
バテバテになりながらなんとか登りました。
一定のリズムで登ることができず
想像していた以上に大変な山でした。
登ってみてtakayanさんご夫婦の頑張りや
錫杖さんご夫婦の的確なサポートなどが
目に浮かんで来ました。
指宿といえば砂むし温泉ですが
何と言ってもこの日のビールは最高でした!
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