九州北部豪雨が甚大な爪痕を残した。近年の温暖化による影響なのか、またして自然の脅威にさらされ尊い命を犠牲にしてしまった。梅雨前線が南下し、雨音も一段と激しくなったその夜、鹿屋には大雨洪水警報が出された。間もなく中学の同級生から「鹿屋は大雨だが大丈夫なの?」と安否確認の電話があった。アメリカ、ヒューストン在住の級友から、日本のテレビチャンネルで気象状況を知り連絡があったらしい。まさかの連係プレー。遠方から気遣ってくれたのがうれしかった。被災された方々を思うと早期の復興を願わずにはいられない。
鹿屋市 中鶴裕子 2017/8/14 毎日新聞鹿児島版掲載
鹿屋市 中鶴裕子 2017/8/14 毎日新聞鹿児島版掲載