過疎の地にフィリピンから嫁に来て3年、工場に来てくれて4か月のMちゃん。はじめはあいさつ程度だったが、パワフルオバチャンのジェスチャーと、新規購入の和英辞典と、日本語を英語に変換する若い従業員のスマホで急成長。
魚を扱う仕事がら、時には鮮度の悪い魚もある。だれがいったか「クッサレ、イオ」(くさった魚)、反応したのはパワフルオバチャンとMちゃん。生粋の鹿児島県人の義母が使っていたという。若い従業員は「何、それ?」と。方言がこうして少しずつ死語になっていくんだなと寂しくなってきた。
鹿児島県阿久根市 的場豊子(72) 2018/11/15 毎日新聞鹿児島版掲載
魚を扱う仕事がら、時には鮮度の悪い魚もある。だれがいったか「クッサレ、イオ」(くさった魚)、反応したのはパワフルオバチャンとMちゃん。生粋の鹿児島県人の義母が使っていたという。若い従業員は「何、それ?」と。方言がこうして少しずつ死語になっていくんだなと寂しくなってきた。
鹿児島県阿久根市 的場豊子(72) 2018/11/15 毎日新聞鹿児島版掲載