23年ぶりに、同窓会のために訪れた大阪。時の流れという現実を見た。
毎日のようにのぞいていた本屋はおしゃれな雑貨屋に、銭湯は歯医者に、スーパーはネットカフェに。そして暗くて狭かった下宿の建物は広い駐車場に。この場所で私は笑い、泣き、そしてちょっとだけ恋もした。
キンモクセイの香りに包まれて感傷に浸る私。そんな私を温かく迎えてくれる友達の顔、顔。縁をこの縁を大切にしていこう。
冷たい雨にぬれながら、履き慣れないブーツの音を響かせ、私は夜の学生街を歩く。
喜界町 福崎康代(45) 2008/1/19 毎日新聞鹿児島版掲載
毎日のようにのぞいていた本屋はおしゃれな雑貨屋に、銭湯は歯医者に、スーパーはネットカフェに。そして暗くて狭かった下宿の建物は広い駐車場に。この場所で私は笑い、泣き、そしてちょっとだけ恋もした。
キンモクセイの香りに包まれて感傷に浸る私。そんな私を温かく迎えてくれる友達の顔、顔。縁をこの縁を大切にしていこう。
冷たい雨にぬれながら、履き慣れないブーツの音を響かせ、私は夜の学生街を歩く。
喜界町 福崎康代(45) 2008/1/19 毎日新聞鹿児島版掲載
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