数年前は63匹、年々少なくなって去年は4匹、今年は5匹。春先すみれ類で育つツマグロヒョウモンの幼虫の数である。
幼虫は「花は終わりだから葉っぱをくださいな」とビオラやパンジーを茎だけにしてしまう。庭のどこで蛹となり羽化するのか毎年探すが一向に見つからない。やがて羽根を忙しく動かして飛び回るヒョウモン蝶にに大変身! そのころになるとアゲハの幼虫がパセリやミカンで大きくなっていく。しかし、これらも年々減っているのは確かだ。何が原因なのだろうか。
蝶の道語りし人の忌は近く
炎天の庭にあげはは飛び交う
姶良市 高橋たま 2011/8/8 毎日新聞鹿児島版掲載
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