高校時代の友人から電話があり、病気療養中のご主人が亡くなられたとの訃報が届いた。
まだ60代前半。最愛の伴侶を失い、さぞ無念だったろう。これから老後の生活楽しもうとした矢先のことだ。この試練をどう受け止めて、生きていくのか。
深い悲しみを聞く程に、生前のご夫婦の仲の良さが伝わってくる。自分の身に置き換えてみると、予測がつかない。その時でないと、誰にも答えは出せないのかもしれない。
友人に寄り添えない自分に、もどかしさを抱きながら、そっと受話器を置いた。
鹿屋市 中鶴裕子 2012/7/4 毎日新聞鹿児島版掲載
まだ60代前半。最愛の伴侶を失い、さぞ無念だったろう。これから老後の生活楽しもうとした矢先のことだ。この試練をどう受け止めて、生きていくのか。
深い悲しみを聞く程に、生前のご夫婦の仲の良さが伝わってくる。自分の身に置き換えてみると、予測がつかない。その時でないと、誰にも答えは出せないのかもしれない。
友人に寄り添えない自分に、もどかしさを抱きながら、そっと受話器を置いた。
鹿屋市 中鶴裕子 2012/7/4 毎日新聞鹿児島版掲載
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