新聞連載中の石田衣良氏の「炎の中へ」を初めから夢中で読んでいます。敗戦間近の昭和20年3月10日の夜、B29による大空襲。市民は右往左往逃げ場を失い、2時間で10万人死亡したとかうわれています。この石田さんの描写があまりにリアルで、同年6月17日夜の鹿児島大空襲を表出しました。B29大編隊による無差別焼夷弾攻撃、田舎に疎開できなかった多くの市民が犠牲になりました。当時母子所帯だった私たちは、親子5人山手に逃げ生き残れました。さのとき私は14歳、タケシみたいな行動はとれず、母一人に苦労させました。
鹿児島市 津田康子(86) 2018/9/6 毎日新聞鹿児島版掲載
鹿児島市 津田康子(86) 2018/9/6 毎日新聞鹿児島版掲載
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