数年前に植えた種芋が椀の大きさまで育った。年配の知人に教えてもらった手順通りに、昔ながらの手作りこんにゃくに挑戦する。
芋を2㌢角にきり、ゆでた後、皮をむきミキサーで粉砕。湯を加えながら汗だくで練り上げること30分。炭酸を加え再び固くなるまで練り続け、四角い器に一晩寝かせ、一枚ごとに切り分け、ゆでて出来上がり。
早速、刺し身こんにゃくにして酢みそで試食。おいしい。手間をかけた分、何かブラスαされ満足感にみたされる。ゆっくりと時間が流れ、幸せな挑戦の一日だった。
宮崎市 高橋厚子(68)2018/7/28 毎日新聞鹿児島版掲載
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