元日の夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサート。現地では昼間に開かれるのだけれど時差のため日本では夜7時からとなり、かえって都合が良い。暑いお茶をいれてくつろいでワルツやポルカを楽しむ。締めはテンポの良いラデツキー行進曲で、さあ今年も何とか元気に生きようと希望の灯がともる。
このコンサートは90を超す国々に中継される。アンコールで「美しく青きドナウ」が必ず演奏される。世界の広い地域でオーストリアの「第二の国歌」と言われる曲で新年が祝われると思えば羨ましくもある。音楽の力はすごい。軍事力よりも。
熊本市中央区 増永陽(91) 2022.1.8 毎日新聞鹿児島版掲載
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