平成27年、病を得て入院手術。体重が8㌔近く減り体力も落ち、二つの体操教室を辞めた。市の月1の「初めての短歌」に入会した。3カ月、会員の方の昨歌を聞いていた。すると先生の「どうして出さないのですか」に奮発した。「もののふの修行のごとき句の世界 自分を鼓舞し門前に立つ」を生れて初めて作った。短歌は1首・2首と数える基礎さえ把握していなくて赤っ恥。しかし四苦八苦しつつ2年たった。
思えば私の病はがんで、聞いたときは衝撃を受けた。が、新たな出会いもあり、ありがたいと思う今日このごろ。
鹿児島県いちき串木野市 奥吉志代子(70) 2019/5/11 毎日新聞鹿児島版掲載
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