福協から合同金婚式を挙行する旨のうれしい招待状を頂いた。結婚当初は金婚式という祝い事は珍しい存在で、人ごとのように感じていた。夫婦健在で迎えられるなんて夢にも思わなかっただけに、喜びもひとしおである。一口に50年というが結構長い。その間、大小さまざまの喜怒哀楽にも遭遇したが、いまだかつて拳を振り上げた事は一度もない。常に相手を思いやり、ひびの入らないよう協力し合って築き上げた賜物でもあり、それだけに意義も大きい。今後、病気や事故などにも更に配慮して、余生を趣味に徹し、人生の幕を閉じたいと思っている。
霧島市 有尾茂美(80) 2009/9/4 毎日新聞鹿児島版掲載
霧島市 有尾茂美(80) 2009/9/4 毎日新聞鹿児島版掲載
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