都城から日豊線で鹿児島に帰る途中、電車は霧島神宮駅に止まった。ドアが開か、キラキラ光るホームから、ドヤドヤドヤと夏休み中の女子高生5,6人が飛び込んできた。
「霧島神宮に行ったの?」「はい、暑かったあー」「さざれ石は見てきたの?」「何? それ」「ほら、君が代で歌うでしょう。さざれ石のーって、その石が大鳥居の横にあったでしょう」「そんなの見なかった」「気付かなかったんだねえ」
私は徒然草を思い起こしていた。
少しの事にも先達はあらまほしき事なり
鹿児島市 高野幸祐 2013/9/26 毎日新聞鹿児島版掲載
「霧島神宮に行ったの?」「はい、暑かったあー」「さざれ石は見てきたの?」「何? それ」「ほら、君が代で歌うでしょう。さざれ石のーって、その石が大鳥居の横にあったでしょう」「そんなの見なかった」「気付かなかったんだねえ」
私は徒然草を思い起こしていた。
少しの事にも先達はあらまほしき事なり
鹿児島市 高野幸祐 2013/9/26 毎日新聞鹿児島版掲載
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