雨上がりの木々の若葉は、心まで洗われるようにみずみずしく美しい。
「わあ、可愛い」。どなたか種をまいてくだったであろうタンポポロードに出会えた。
バス停横の歩道のアスファルト脇に鮮やかな黄色のタンポポがパーっと手のひらを広げたようにどこまでも続く。足元に目がいってなかなか進まない。
バスの運転手さんが時間調整のため外に出て一服。
老いのノルマと思ってやっと腰を上げた今回も、元気と素晴らしい風景をいっぱいいっぱいもらって「ただいまー」。
熊本市東区 黒田あや子 2018/4/19 毎日新聞鹿児島掲載
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