私たちの未来はどうなるの。
父ちゃんと、母ちゃんと、私の未来。70歳と55歳と10歳の、3人家族の未来は。
夏の夜、まんまる月に願いをこめて、父ちゃんの病気が良くなりますように、と手をあわせ、月の前に立つ。
「三希子、ご飯よ!」と言う母ちゃんの声がする。
病院の父ちゃんは、この月に気付いているかしら。
そうだといいなと思いながら、もう一度、手を合わせておがむ。
梅雨の夜空が晴れたから。
鹿児島市 萩原三希子(10) 2007/7/19 毎日新聞鹿児島版掲載
写真はフォト僧さんよりお借りしました。
お父様の病気が早くよくなりますように、
私も手を合わせておがみました。
お父様が、一日も早くお元気になられ、歯科医として再び診療を開始することができますように祈っています。
三希ちゃんとお母様にお伝えしますね。
何か一言、と思ったのですが、
コメントにこれほど迷ったことが無いほど迷いました。
三希子さんにいい加減な言葉は失礼だと思いまして・・・。
この歳になっても、今の社会は不安だらけです。
感性豊かな子どもさんが、
未来に希望がもてる世の中であって欲しいと思います。
三希ちゃんが、どんな思いで、このエッセイを書かれたかと思うと、胸が詰まります。
9歳から投稿を始めた三希ちゃんは、
いつもキラリと光る文章を書かれます。
大きな試練の中にいる三希ちゃんとお母様が、書くことにより、力を頂き希望を持って進まれますようにと祈ります。
コメント有難うございました。