「思い出の札幌」と記された、てのひらほどのホタテ貝が手元にあります。1978年5月「屯田の館」とも。新婚旅行(私28歳、妻21歳)で訪れた北海道の居酒屋の店主にプレゼントされたものです。あれから37年の年月が……。
その間、私たちのまわりではいくつかの命が生まれ、またかけがえのないいくつかの命が召され、2人の暮らしも「がむしゃら」から「穏やか」へと移りました。願わくばあと13年、この健やかな日々よ続けと思います。妻71歳、私78歳。これまで思いもしなかった「金婚式」を夢見る近ごろの私です。
霧島市 久野茂樹 2015/7/21 毎日新聞鹿児島版掲載
その間、私たちのまわりではいくつかの命が生まれ、またかけがえのないいくつかの命が召され、2人の暮らしも「がむしゃら」から「穏やか」へと移りました。願わくばあと13年、この健やかな日々よ続けと思います。妻71歳、私78歳。これまで思いもしなかった「金婚式」を夢見る近ごろの私です。
霧島市 久野茂樹 2015/7/21 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます