病院内は、どんよりと曇り日和の空間。主治医に「元気になるでしょうか」と伺うと「血色がよかで、元気になっど」と太い声が腹の奥底まで響いた。注射を打つより、薬を服用するより医師の声の方がはるかに効き目が強い。
白衣の天使(ナイチンゲール)は温かい気心に加えて、優しく親切で献身的だ。砂漠に湧きずる泉のごとく、心は癒されて和む。感慨無量。
帰り際、雨が降り出し、やむのを待っていると、知らない人が「傘に入りませんか」。うれしくて感銘を受けた。感謝……。
鹿児島県姶良市 堀美代子(74) 2019/10/
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