はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

ただいま その1

2011-08-14 19:18:35 | アカショウビンのつぶやき
久々にちょっと長い旅。
スミマセン、ブログも長いです。
酷暑の時期、体調に不安を抱えながらも、
懐かしい友のお誘いに重い腰をあげた。

その友とは、15年前に出会った。
わたしにとって、かけがえのない友人たちである。
その出合いは、
配偶者を亡くした人をサポートする全国組織、
ほほえみネットワークのミーティングだった。
10名の同期生のうち、現在もおつきあいが続いているのが8名。
以前は毎年どこかで、会うことにしていたが、
それぞれ高齢化して、それも難しくなった。
東京方面は時々集まる機会もあるようだが、鹿児島からは難しい。
私が上京する機会があると、さっと集まってくれる有り難い友である。

今回の旅の目的は、袋井に住む仲間が、立ち上げた
「袋井パン祭り」に行こうと言う単純なもの。

もともと手広く靴屋を経営するO氏は、地域のリーダー。
東北大震災で一時はお祭り中止かと思われたが、
みんなが元気になるために開催を決めたという。
キャッチフレーズは「3丁目の勇気」とか。
お祭りなんて何年ぶり? 胸が弾む旅となった。


今までの旅では、空路を使うことが多かったが、
今年3月新幹線が全線開通。
初めての長時間の列車の旅に少々不安を抱えながらの出発となった。

岡山乗り換え、新大阪から枚方の友と合流して浜松まで。
岡山駅でキヨスクのおばちゃんにすすめられ
桃太郎すし(だったかな)を買う。美味しかった。







米粉で作るパンはもちもちしてとっても美味しい。
中でもこのメロンパンが一番の目玉。




袋井駅に着いた時は、雷鳴と激しいにわか雨で
お祭りはどうなるかと心配したが、
すっかり雨もあがり、祭りは益々賑やかに…
久しぶりに見る、ちんどん屋さんと。



お祭りの最後は参加者全員の大合唱。
途中で雨が降り出し、少々寂しくなったけれど、
「上を向いて歩こう/翼をください」の2曲を歌う。
みんなの歌声には力がある。「届けよう希望の歌声」を!
実行委員長のO氏は、最後まで楽しそうにお祭りを仕切っていた。
本当にお疲れ様でした。



翌日は、浜松楽器博物館で楽しい時を過ごす。
O氏はお祭りの後片付けをほっぽり出して
午後逢いに来てくださり、久々に話が弾んだ。
かくして、お祭り応援隊の旅は終わり、再会を約して次の岡山へ
goでした。


by アカショウビン


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